Lyric

凍える

道は白く染まるここは札幌

モクを焚いた正面喋る学生諍い揉め事

やがて男は

一人になって思い出すこともなくなり

ビデオケースしまうそっと奥の方

いつもの行きつけアダルトショップ

前を横切る

これは大人の遊び

踵履き潰したジーンズ

待てど待てど俺を先連れてく迎えは来ないね

バスを待つ美少女横目キャッチ俺の左目

ドアの開いたスナック

抜けれないスランプ

きっとこんな映画辿る先はそんなブラック

ただ無我夢中

歩みを前に進める

足はきっと止めれない

時はずっと止まらない

音を嗜める

匙加減はやる気境目

音楽と生活

がひとつに交わる

愛がある

俺は上手くやれるそんな気がする

これはバッドエンド？グッドエンド？

終わり近づく

Groove途切らさずに

満ちる殺意

ある意味これは計算された策士

イカれてるように見えて俺は至って正気

今日は新しいキャップ買いに向かうリアルモンキー

俺のBeatsの上

を歩くふたりのMC

俺は街を歩いて

見えたものを歌ってる

奴のnew shit聴いてくらってる暇もないぜ

身内群れて褒め合う新譜そんなのってつまんねー

この街を歩く

ミギカラヒダリ

ヒダリカラミギ

ニシカラヒガシ

ヒガシカラニシ

ミギカラヒダリ

ヒダリカラミギ

ニシカラヒガシ

ヒガシカラニシ

冷えた指先でこの画面を撫でる

缶珈琲を買う

小銭取り忘れがねえか確かめる

なんか滅入る今日は太陽さんと逆の方攻める

そういやさ

昨日良いキャップ買って行ったなあいつ

また人の目盗む「イケてる」と聞こえるぜ

イヤホン越し当たり前だ

俺はリアルモンキー

だから野暮なことは聞かずに

キマらなくても

俺の好きに書くと決まってんだこの先

物語は始まりまだ序盤

好きな店を回り

この街への愛と共に

貼りつけるフライヤー

俺の声はまずは

半径5メートルに届いて

光ほどは速くないが音速で広がる

いつもの店でいつもの人に会い

今日も新しいことを探したい

葉巻と紅茶いらねえ

貴族にわからねえ味が知りてえ

この道はやっぱ長いようで短え

俺は根っからの表現好き

跨るbeatsあちこち

自由が過ぎる俺に

少ねえリスナー付いてこい

みんなが格好良いって言った

良いにクソも興味ない

小さすぎる下着にゃ

俺は入り切らないから

握る左手とまるで喋る右手

絡み合ったLとRもやっと解けたぜ

また会いに来いよ狼

やっぱ服は脱がせてくれ

あと部屋は片付けとけ

俺もこの街を歩く

ミギカラヒダリ

ヒダリカラミギ

ニシカラヒガシ

ヒガシカラニシ

ミギカラヒダリ

ヒダリカラミギ

ニシカラヒガシ

ヒガシカラニシ