Binah's second hand Front Cover

Lyric

-Two shadows-

Alc-cait-sith

上も下も右も左もそんなものがない空間で

私は独り、漂っている。

いつだったか、差し伸べられた手を拒んでから

一体、どれくらいのときが経ったのだろうか

ただただ、何もすることができず

最期の時をここで待っている

たくさんの物に傷つきここに行き着いたけれど、

きっと私もこの手で、

たくさんの物を傷つけてきたのだろう。

もしもまた、生まれ変わることができるのならば。

今度は透き通るような青色に染まってみたい。

深く深く沈んだ水の底、

そこに降るはずのない翠緑の雨が

やさしくやさしく降ってくる。

それは私を責めるような

或いは慰めるかのように

明けない白の地平線に

ただ、雨が降る。雨が降る。

傘を咲かせられない命は

雨に隠れてただ、頬を濡らす。

数ある物語たちも

やがては終わりを迎えていくように。

私の命もまた、その一つに過ぎなかったのかもしれない

もう何も見えないし聞こえないけれど

その手を拒んでも、

君はずっとそこにいてくれたんだね。

もしもまた出会うことができたら、そのときは

  • Lyricist

    wattaku

  • Composer

    wattaku

Binah's second hand Front Cover

Listen to -Two shadows- by Alc-cait-sith

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  • 1

    A corridor of memory

    Alc-cait-sith

  • 2

    Dawn of Akzeriyyuth

    Alc-cait-sith

  • 3

    twilight

    Alc-cait-sith

  • 4

    at the horizon

    Alc-cait-sith

  • 5

    -Reversing footsteps-

    Alc-cait-sith

  • 6

    Lacreeca's clock tower

    Alc-cait-sith

  • 7

    -enbii-

    Alc-cait-sith

  • 8

    Fascinated by the water swallow

    Alc-cait-sith

  • 9

    Pivunperovim

    Alc-cait-sith

  • ⚫︎

    -Two shadows-

    Alc-cait-sith

  • 11

    die secretly

    Alc-cait-sith

Artist Profile

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