No Reason To Live (Binaural Recordings)のジャケット写真

No Reason To Live (Binaural Recordings)

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この作品は、2025年10月9日に32チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をダミーヘッドマイクで録音しました。是非、ヘッドフォンで試聴して立体音響をお楽しみください。シンセサイザーシステムは、コンピュータ、universal serial bus (USB) オーディオインターフェイス、USB接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されます。32個のスピーカは、スピーカユニットを内側に向けて横118cm、縦141cmの長方形を形成するように配置します。ダミーヘッドマイクは、長方形の重心に箱を置いた上に配置しました。箱は、横36cm、縦21cm、高さ29cmです。前方のスピーカは、右から第1から第8のスピーカとします。上辺の中点から左右対称に隣接して配置します。第1と第8のスピーカは上辺から後ろ24cm、第2と第7のスピーカは上辺から後ろ16cm、第3と第6のスピーカは上辺から後ろ8cm、第4と第5のスピーカは上辺に配置します。床からの高さは60cmです。後方のスピーカは、右から第9から第16のスピーカとします。前方のスピーカと同様の方法でスピーカを配置します。床からの高さは22.5cmです。スピーカは、ドプラー効果を考慮して配置しました。左のスピーカは、横に倒してスピーカの上にスピーカを載せて配置します。この2つのスピーカを左辺に沿って4つ配置します。左のスピーカは、第17から第20、第25、第27、第29及び、第31のスピーカとします。左辺の始点の後ろ16cmに第25のスピーカを配置します。第25のスピーカの上に第17のスピーカを載せます。床からの高さは42.5cmです。左辺に沿って前方から35cm、その後ろ8cmに第27のスピーカを配置します。第27のスピーカの上に第18のスピーカを載せます。床からの高さは36cmです。左辺に沿って前方から70cmに第29のスピーカを配置します。第29のスピーカの上に第19のスピーカを載せます。床からの高さは30cmです。左辺に沿って前方から105cm、その後ろ8cmに第31のスピーカを配置します。第31のスピーカの上に第20のスピーカを載せます。床からの高さは22.5cmです。両耳に伝わるスピーカの音響特性が変わるようにスピーカを配置しました。右のスピーカは、第21から第24、第26、第28、第30及び、第32のスピーカとします。左のスピーカと同様の方法でスピーカを配置します。3つのミキサーを用いてスピーカの音源移動を行います。ミキサーは、ミキサー1、ミキサー2及び、ミキサー3とします。ミキサー1とミキサー2は、それぞれ入力信号が1つで8チャンネル出力です。ミキサー3は、入力信号が2つで、8チャンネル出力が2つあります。ミキサー1は、第1から第8のスピーカの音源移動を行います。ミキサー2は、第9から第16のスピーカの音源移動を行います。ミキサー3は、第17から第24のスピーカの音源移動と第25から第32の音源移動を行います。1曲目、2曲目及び、4曲目は、USB接続デバイスから出力されるpulse-width modulation (PWM) 信号に加えて、コンピュータでWaveform Audio File Formatファイルを再生します。この信号は、USBオーディオインターフェースとミキサー3を経由して左右の8つのスピーカから再生されます。PWM信号は、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ、ミキサー1、ミキサー2及び、ミキサー3を経由して24のスピーカから再生されます。フィルタとミキサーの電源回路を変更して、ACアダプタにFX-AUDIOの電源ノイズフィルタACCESSORY SERIES 005 Petit Susieを接続しました。USBオーディオインターフェイスはTASCAMのUS-2x2HRに変更しました。これによりシステムの音質が改善されました。スピーカユニットは、従来よりFOSTEXの16cmフルレンジFE166NV2を用いています。

アーティスト情報

  • Dissecting Table

    1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。

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    Dissecting Tableの他のリリース

UPD Organization