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夕立が過ぎた、江戸の夏の夜。
濡れた町並みの片隅で、二人は小さな線香花火を見つめている。
ぱちぱちと弾ける火花。
近くにいるのに触れられない指先。
伝えれば終わってしまいそうで、「好き」のひと言だけが胸の銀河をさまよい続ける。
『線香花火 - Don’t Fall, Not Yet -』は、消えゆく小さな火に、言えない恋の残り時間を重ねた江戸Detroit Trap。
重く滑る808と鋭いビートに、三味線の響きと夜の静けさが交わり、儚くも耳に残る夏の情景を描きます。
「Don’t fall, not yet」
どうか、まだ落ちないで。
お前さんの横顔を、もう少しだけ照らしておくんなまし。
好きとは言わず、夏がゆく。
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。