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Vascular bundle / campus は、植物の維管束と人間の心臓の鼓動をモチーフにしたリズム作品を、タップダンスとデジタルサウンドで再構築した楽曲。
古い楠木のタップ板から生まれる柔らかな足音に、地中で微細に震える生き物の気配を思わせるジリジリとした音響が重なり、栄養を吸い上げる大地の循環と祝祭的な高揚感を描き出す。
副題の campus は、身体と地面が触れ合う場、生命が集積し循環する「場としての大地」を意味している。
植物と人、地面と身体が同じ拍動を共有していることを、立ち上がるようなサウンドスケープとして提示する一曲。
おどるなつこによる作品。
おどるなつこは、無垢材の響きを基点に音楽作品を制作するタップアーティスト/サウンドアーティスト。 タップダンスを「ステップ」ではなく「打楽器的身体表現」として捉え、木と人のあいだに流れる関係性を音で翻訳することをテーマとしている。 無垢材の板とタップシューズは楽器であり、足はそのあいだを行き来する媒介。 そこから生まれる音は、リズムであり、鼓動であり、感情や風景の記録でもある。 制作はアカペラタップの探求から始まり、構造・反復・沈黙を含むプロセスを経て音楽作品として再構成される。 身体と素材の対話から立ち上がる有機的なサウンドスケープを特徴とする。