

歩きながら見る夜の街 反射して映る水たまり
雲ひとつない君の街 傘もない土砂降りの午後
デカい口叩き逃げてばかり飛べなくなったあの日の蛹
I'm not proud my self なんて嫌味 もう俺に似合わない
灯らない裏路地の灯り 羽広げ飛ぶあの日の蛹
もう何も恐れない くだらないと呟く未来
あの部屋に煙が渦巻く 灰になるあの日のシンドローム
燃え殻になる頃 時計が回転 5時過ぎのサイレン
下を見続けた少年 いつの間にか解けたシューレース
Hater共の腐った性根 暗闇が孤独を写し出したのさ
いつも貶されてきたall day 自信がないのは飽き飽きだok
俺ら所詮ぽっと出 いやそれ以下
There is no way no pain no gain
Juvenile止まりのアンチテーゼ まじで都会のJKかシロガネーゼ
並にペーペーなセンテンスで興味ねぇ から唇を噛むのはもう止める
デカい口叩き逃げてばかり飛べなくなったあの日の蛹
I'm not proud my self なんて嫌味 もう俺に似合わない
灯らない裏路地の灯り 羽広げ飛ぶあの日の蛹
もう何も恐れない くだらないと呟く未来
誰かの声がこだまする親不孝 通り歩くあの子の悲しそうな目の奥
夢の中のdejavuでブレたままのフォーカス 願うばかり叶う事のない現実
あん時の旋律が消えねぇまるで刺青 坂道を上がる日々に火をつけたアメスピ
バカと煙が登る高く上 starになりstageから浴びる拍手の雨
お調子者が水曜に描くart 後ろ指刺され様が曲げれない武士道
ダサい過去も水に流した便所 epilogue超え今本番のprologue
金に変える書いた歌詞とこのflow 替えが効かねぇ俺の夢 何も兼ねさせはしないぜ大に小
Fade outしないために髪はfade cut
夢と弱音ならはかない 持たないbad maid
デカい口叩き逃げてばかり飛べなくなったあの日の蛹
I'm not proud my self なんて嫌味 もう俺に似合わない
灯らない裏路地の灯り 羽広げ飛ぶあの日の蛹
もう何も恐れない くだらないと呟く未来
つもり溶けた粉雪 俺を導く蛍火
鳴り響いた定時のチャイム sadなeyesで手に持つマイク
冷たくも輝いたice cream 手を伸ばす禁断の果実
思う様には行かないlife 運任せに振るこのdice
- Lyricist
Automatic store
- Composer
genes

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- 1
Intro
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- 2
Nanakuma
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- 3
bullshit
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- ⚫︎
sanagi
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keep going
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- 6
Now loading...
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- 7
to the kids
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- 8
Tekito Style
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- 9
New vintage
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- 10
skit -talking studio -
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- 11
QOL
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- 12
spot light (OPEN SALE mix)
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- 13
working demo
Automatic store
- 14
Fall'n
Automatic store
- 15
My path
Automatic store
- 16
skit -tenjin-
Automatic store
E - 17
home town
Automatic store
- 18
seeds
Automatic store
福岡発、2023年に大学のサークルで出会ったメンバーによって結成されたヒップホップクルー、Automatic Store。前作EP「subculture」からわずか1年で制作された本作は、その短い期間を感じさせないほど大きな進化を遂げており、HIPHOPシーンに新しい風を吹き込む作品となっている。既存の枠にとらわれることなく、様々な角度から大胆にアプローチを試みたこのアルバムは、彼らの各々が持つバックグラウンドや日々の何気ない瞬間、そしてそれぞれが抱える個性が鮮やかに表現され、豊かで多層的な作品に結実している。
例えば彼らが出会った地の名称でもある「Nanakuma」は、メンバーそれぞれの個性が色濃く反映された一曲である。 クルーの牽引役であるgenesの手によるトラックである本曲は、 genes自身のバースで勢いよくスタートする。彼の言葉には、福岡の街や仲間との日常が生き生きと描写されており、その力強いリリックが全体の方向性を示す。続いてcamel cocoは、リズミカルかつ独特な視点でビートを切り裂き、日常のリアルを描き出す。Nuuは、浮遊感のあるフロウで仲間との絆を表現し、そしてGLGMが鋭いリリックで、社会への挑戦や個人の葛藤を力強く掘り下げ、曲に深みを加えている。彼らのそれぞれのスタイルが見事に融合し、まさに四者四様の魅力が際立つ一曲となっている。
このアルバムのもう一つの特徴は、現代音楽の影響を受けた大胆なピアノのビートが取り入れられている点だ。「keep going」や「fall'n」では、緻密で変幻自在なピアノのビートが巧みに組み立てられており、その挑戦的なビートにも、彼らは流れるようなフロウでビートに寄り添い、美しく調和させている。この試みは、ヒップホップの枠を超えた新しい表現を追求しようとする彼らの姿勢を強く感じさせる部分であり、まさに進化し続けるAutomatic Storeの象徴的な瞬間となっている。
作品全体を通して感じられるのは、彼らの音楽に対する真摯な姿勢と、クルーとしての一体感だ。サークルでの出会いから、日々のレコーディングやセッションを通じて培われた信頼関係が、トラックごとに現れている。
彼らの力強いメッセージと次のステージを見せつける意欲作が、ついにドロップされた。