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Lyric

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光が差し込んだ真っ黒なroom 目を擦りあくび look rule book

あの日の少年はindoor そそる起動音 巻いた無限バンダナ

まっちゃんにcall on 差しっぱなしUMDは回転中

気づけば午前中で授業中 夢の中でhead shot 命中

放課後after heavenがroutine 優等生達フルトン回収

直行直帰で軍進軍進 lost homework fuck bullshit bullshit

ステレス迷彩を常備 見えるか俺の姿 Hi hater

地を這う蛇 残り数cm 絡むウワバミ 後ろからkill

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人の目盗みこなしてくmisson やる事は一緒またcontinue

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今日あいつん家に全員集合 夜な夜な熱中またcontinue

今日なに入れようdigカセット これどんなやつ?パケ凝視

ハマるまで見ない説明書 足引っ張んぞ?テク無ぇと

Check mate また最初 bossに備えて食うRATION

ここ難所 あと1shot 倒せたおめでとうcongratulation

昼夜逆転真夜中のG.T.A やり過ぎてくらうgame禁止

リュックにつめたコントローラー 密輸しまたplay 強行突破

誰にも分からねぇ今後どうなる? very hardで挑むこのrap game

エンディングまで泣くんじゃ無い 危険フェイズの99.99

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人の目盗みこなしてくmisson やる事は一緒またcontinue

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今日あいつん家に全員集合 夜な夜な熱中またcontinue

  • Lyricist

    Camel coco, GLGM

  • Composer

    genes

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  • 1

    Intro

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  • 2

    Nanakuma

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  • 3

    bullshit

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  • 4

    sanagi

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  • 5

    keep going

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  • ⚫︎

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    E
  • 7

    to the kids

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  • 8

    Tekito Style

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  • 9

    New vintage

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  • 10

    skit -talking studio -

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  • 11

    QOL

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  • 12

    spot light (OPEN SALE mix)

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  • 13

    working demo

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  • 14

    Fall'n

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  • 15

    My path

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  • 16

    skit -tenjin-

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    E
  • 17

    home town

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  • 18

    seeds

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福岡発、2023年に大学のサークルで出会ったメンバーによって結成されたヒップホップクルー、Automatic Store。前作EP「subculture」からわずか1年で制作された本作は、その短い期間を感じさせないほど大きな進化を遂げており、HIPHOPシーンに新しい風を吹き込む作品となっている。既存の枠にとらわれることなく、様々な角度から大胆にアプローチを試みたこのアルバムは、彼らの各々が持つバックグラウンドや日々の何気ない瞬間、そしてそれぞれが抱える個性が鮮やかに表現され、豊かで多層的な作品に結実している。

例えば彼らが出会った地の名称でもある「Nanakuma」は、メンバーそれぞれの個性が色濃く反映された一曲である。 クルーの牽引役であるgenesの手によるトラックである本曲は、 genes自身のバースで勢いよくスタートする。彼の言葉には、福岡の街や仲間との日常が生き生きと描写されており、その力強いリリックが全体の方向性を示す。続いてcamel cocoは、リズミカルかつ独特な視点でビートを切り裂き、日常のリアルを描き出す。Nuuは、浮遊感のあるフロウで仲間との絆を表現し、そしてGLGMが鋭いリリックで、社会への挑戦や個人の葛藤を力強く掘り下げ、曲に深みを加えている。彼らのそれぞれのスタイルが見事に融合し、まさに四者四様の魅力が際立つ一曲となっている。

このアルバムのもう一つの特徴は、現代音楽の影響を受けた大胆なピアノのビートが取り入れられている点だ。「keep going」や「fall'n」では、緻密で変幻自在なピアノのビートが巧みに組み立てられており、その挑戦的なビートにも、彼らは流れるようなフロウでビートに寄り添い、美しく調和させている。この試みは、ヒップホップの枠を超えた新しい表現を追求しようとする彼らの姿勢を強く感じさせる部分であり、まさに進化し続けるAutomatic Storeの象徴的な瞬間となっている。

作品全体を通して感じられるのは、彼らの音楽に対する真摯な姿勢と、クルーとしての一体感だ。サークルでの出会いから、日々のレコーディングやセッションを通じて培われた信頼関係が、トラックごとに現れている。

彼らの力強いメッセージと次のステージを見せつける意欲作が、ついにドロップされた。

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