月詠ノ夢 – Yume of the Moonのジャケット写真

歌詞

霧中ノ神域

Tukuyomi

白き吐息が 足元を這い

森は言葉を 封じ込める

鳥も鳴かず 風も息を潜め

私はただ その奥へ

踏み入れてはならぬと 誰かが囁く

けれど耳を澄ませば 祈りの残響

霧の中に 眠る神の鼓動

見えぬ姿に 心を射抜かれて

名を持たぬ祠に 膝をつくとき

静かなる声が 胸に響く

苔むす石に 触れた指先

時の流れが 逆巻くようで

忘れられた祭りの残り香が

あたりにただよう 幻か

霧の中で 目を閉じたまま

捧げた願い 空へ溶けてゆく

神は語らずとも すべてを知る

この地こそ 霧中ノ神域──

静寂に還る 祈りの足音

誰も知らぬまま 霧がすべてを呑み込む

  • 作詞者

    Tukuyomi

  • 作曲者

    Tukuyomi

  • プロデューサー

    Tukuyomi

  • レコーディングエンジニア

    Tukuyomi

  • マスタリングエンジニア

    Tukuyomi

  • キーボード

    Tukuyomi

  • ボーカル

    Tukuyomi

月詠ノ夢 – Yume of the Moonのジャケット写真

Tukuyomi の“霧中ノ神域”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

幻想和風 × チル × 物語性——
Tukuyomiが贈る、夢と祈りの10篇からなるコンセプトアルバム『月詠ノ夢』。
箏・篠笛・和太鼓などの和楽器と、Lo-fiビートやオーケストラ的要素が織り成す音の幻想世界。
静けさの中に揺れる記憶、淡く咲く祈り、夜を越えてゆく魂の軌跡。
すべての夢は、月へと還る。

"