Lyric

風の知らせ

頬をなぞる

流行る気持ちを押して

地面を蹴った

日々はまだ少しだけ

肌寒さが残ってる

鈴が鳴って

合図が立つ

話すように　さざめく街角を抜けて

進め　すぎる時間と

チカチカ光る電灯

流れる日々の融解点

押し寄せる解決をよそに

ちゃんと約束はまだ

言えないまま

今日とて星が落ちてく

騒ぐ焦燥感の隙間と

写真には写らない匂い

触れたら消えてしまいそうだった瞳

何ができるだろう

何回でも思うように

あなたにちょっと背伸びしよう

優しさだけで終わらせてはいけないし

過去さえまた

さながらレトロフューチャー

大層なことをあえて押して

ゲーム性もあったもんじゃないし

踊る花と思う節を

ローディング

デコーディング

間違いも甚だ

ミステイク

このミス程度

隙間風がちょっと苦い

色づく時もまた

足元にほら

冗談交じりに言葉が落ちる

放つ流星群の一筋

願い事は声に出せない

何も祈ることだけしかしないなんて

ちょっとずるいので

なんでもない日常に

少し刺激的なスパイスを

可能性さえも煽る花びらが触れる

どうしても気持ちは不確かで

ホントのことなんてわからない

けどその　できればほら

叶うのなら

もう少し君といたい

１秒間が長い

曖昧は時に悲しい

焦燥感の隙間と

写真には写らない匂い

触れたら消えてしまいそうだった君と

何ができるだろう

何回でも思うように

あなたにちょっと背伸びしよう

優しさだけで終わらせてしまわないように

君の笑顔には今日も勝てそうにないし