Lyric

「またね」と手を振った君が

遠くなってくから

少しでも一緒にいたくて

靴の紐を直す

「長い冬が終われば

また会いに来るから」

気の利いた気休めさえ言えない

いつまでだって　ただ君は

手を振っていたから

僕は思わず立ち止まり

また君に会いたくなる

帰り道思い出すのは

優しすぎた言葉

涙の跡に気づくのは

少し後のことで

短いトンネルを抜ければ

見慣れすぎた風景

その刹那目を閉じてみても

変わらず流れて

窓越しに見てる景色が

流れていくたびに

離れていく気がしてた

見えなくなるほどに

見えた気でいた

聞こえた気でいた

本当は何もわかってないね

君の悲しみも拭い去れない

そんな僕を待っててくれるんだ

季節は変わり雪が溶け

菜の花が咲く頃

高鳴る鼓動抑え今

1秒でも早く今すぐ

いつまでだって　ただ君は

手を振っていたけど

僕はもうすぐ君の元

会いに行くことになるよ

今声重なる「5秒前」