Lyric

たったひとつの

僕の願いは

君より一日だけ永く

生きていること

こんなこと君に

言ったら笑われちゃうかな

だってそれなら 君の人生

ひとかけらさえ

見逃さずに死ねるだろう?

いらない物の方が増えてきた時代に

ビルの隙間照らす月よりも

美しい君の事を見続けられるように

左手は温めておくよ これからも

たったひとつの

私の願いは

あなたより一日だけ早く

死んでしまうこと

こんなことあなたに

言ったら嫌われちゃうかな

だけどそれなら　この世界で

一番悲しい瞬間を見ないですむから

いつまでも

この魔法が解けてしまわぬように

神様にお願いしてみたの

いつまでも

あなたの隣にいられるように

右手は冷たくしておくの

これからも

空間を埋め尽くしていく

二人だけの方程式

その連鎖が火花になって

夜空にちらばるの

願いを懸けておいた

名前のない星を

見ながらいつものように肩を寄せ

二人の心かすめる想いは同じで

一言囁く

「これからも、よろしくね。」