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ジャンルの垣根を越え、自身の表現を追求し続けるシンガーソングライターhwamoの、待望のセカンドシングル「Garnet」リリース。
本作には、昨年彼女が出演した12年に一度の「いのちの祭り」での体験が深く刻まれている。DUSTY HUSKYの客演として舞台に立ち、その余韻に浸る間も無く、ひとつの若い命がこの世を去った。命の儚さと深い哀しみに触れたhwamoは、二度と同じ悲しみが繰り返されぬよう祈りを込め、本作を創り上げた。
日本古来の『いろは唄』を旋律に溶け込ませたこの楽曲では、静謐な歌声がダークで重厚なビートと交錯し、生と死の狭間で揺らめく燈のように、静かに、力強く響き渡る。
hwamoが紡ぐ音霊が仏教の無常観を宿し、聴く者の心に深い問いを投げかける。
ビートは同郷・大阪出身のビートメイカーvvind、ミックス・マスタリングは東京を拠点に活躍する8ronixが担当。録音は、大阪・萬福寺境内にある音の庭studioで行われた。
Text by kaho.
hwamo (ファモ) 韓国にルーツを持ち、関西を拠点に活動するSSWアーティスト。 幼少期から韓国民謡に親しみ、10代で出会ったHiphop、Jazz、SoulなどのBlack Musicを通して音楽観を育んできた。 人生の旅路の中で生まれる感情や情景を、日・韓・英を行き交う詞世界と、儚くも芯のある独自のグルーヴを宿した歌声で、ありのままに紡ぐ。 2024年、神戸のHiphopシーンに突如現れ、その歌唱力と独自の存在感で注目を集める。 以降、大阪・東京・兵庫・石川・長野・バンコクなど国内外で精力的にライブを重ね、 DUSTY HUSKYの「Tom Saab (feat.hwamo)」(MV再生数1.1万回)や「AMEAGARI (feat.hwamo)」への客演でシーンに確かな爪痕を残す。 また、前作「Garnet」、最新作「鱗雲」がフランス・ブラジル・ドイツなど各国のSpotifyプレイリストに選出されるなど、国境を越えてリスナーを広げている。 作品ごとに多彩な表情を見せながらも、ジャンルや言語の枠を越え、リアルな心の揺らぎを透明に描き出すその音楽は、聴く人の深層に静かに、そして確かに響く。