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命/ガラスの中に
2020年8月15日、終戦記念日。
神奈川県厚木市にある「厚木グラススタジオ」で、大光寺圭が初めて吹きガラス体験をしたときのこと。
彼女がふーっと息を吹き込んだ瞬間、ガラス作家の先生が言ったひと言――
「はい、今、ここに命が入りました。」

摂氏1400度で溶けるガラス。熱い夏の工房。
一瞬の呼吸で形が生まれ、命が宿るという実感に突き動かされるように、この歌は生まれました。

見えるものはやがて壊れる。でも、
“本当の命”や“存在の意味”は、消えずに胸の中にとどまり続けるのではないか――
そんな静かな祈りと気づきを歌った一曲です。

本楽曲は、2025年12月に上演予定の完全オリジナル市民ミュージカル『ケサランパサラン 〜わたしはあなたのなかに』も使用されます。
この舞台は、大光寺圭の楽曲だけで構成される初のミュージカル作品であり、「命/ガラスの中に」は、物語の中で重要なシーンを彩る一曲として登場します。

ガラスのように繊細で、どこまでもあたたかい――
この歌が、あなたの心にも小さな“命の光”を届けられますように。

アーティスト情報

  • 大光寺 圭

    1979年11月2日生まれ。神奈川県綾瀬市出身の女性シンガーソングライター。 2005年、「ピーチムーン」でインディーズデビュー。翌2006年には、マキシシングル「待ち合わせをしましょう」でメジャーデビューを果たす。かつてはガールズバンド「ラムネ」(2004年4月解散)でギター・ボーカルとしても活動。 2009年には、自身の楽曲「私の水平線」がフジテレビ系列『ライオンのごきげんよう』のエンディングテーマに採用され、全国的な注目を集めた。 音楽活動に加えて、看護師として医療の現場でも働き、書道6段(師範)の資格も持つなど、多才な一面を発揮している。 現在は地元・綾瀬市を拠点に、シンガーソングライターとしてライブや楽曲制作を行いながら、看護師としても地域に貢献。毎年9月に開催される「あやせ音楽祭」では実行委員長を務め、音楽を通じたまちづくりにも力を注いでいる。 さらに、2025年12月に綾瀬市オーエンス文化会館で上演予定の、あやせの市民ミュージカル『ケサランパサラン』には楽曲を提供。地域文化の発信や育成にも積極的に関わっている。

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