

その者蒼き衣を剥がして
金色の野を刈り取るべし
阿修羅
さては帝釈天
白髪の五人男
いなせ顔勢揃いの婆
燃ゆる乱世に幕を引く
影の支配者 首奪(と)って
ニューワールドの王者 植えつける
それは神々が祈る盆の跡
葉月神無月の狭間
荒れ狂う風の時代
大事ない
衆生同じさ
問われて名乗るも烏滸がましいが
種子(たね)は尽きねぇ八万四千
羅刹
さては大日尊
知らぬが仏心
稲穂傍勢揃いの蛾
萌ゆる来世に地を鳴らす
天界の使徒 首(こうべ)垂れ
ニューワールドを謳歌 幕開けよ
それは仏らが踊る盆の後
葉月神無月の間(あわい)
渦を巻く風の時代
大事ない
衆生同じさ
今日は共に
虚世(うつせ)の終わり
命あっての物種なれば
覚悟はせしが 片時も早く落ち延びよ
イッチ!
- 作詞者
徒然徒花
- 作曲者
徒然徒花
- プロデューサー
徒然徒花
- ミキシングエンジニア
徒然徒花
- グラフィックデザイン
徒然徒花
- ソングライター
徒然徒花
- プログラミング
虫娘(Mushi Musume)

虫娘(Mushi Musume) の“残俠リヴェレーション -菜蟲黙示稿風唄-”を
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残俠リヴェレーション -菜蟲黙示稿風唄-
虫娘(Mushi Musume)
時は令和。人の世では病を封じしも束の間、「風の時代」と呼ばれて久しい。
時の行方定まらず、さまざまな予言が飛び交えど、当てどなく虚空を舞うばかりである。
そのころ野にも、いよいよ伝えられし「風の時代」が来るとの声が広がりはじめていた…。
“神々の暦は捻れ、岩戸いまだ堅く閉ざされし頃、八雲立ち早くも大蛇現れたり。
沈む日輪を後光に、白く輝きたる残俠共現れぬ。その者ら金色の首を刈り、世に幕引く。
新たなる大地に種を降ろし、蒼き正常の暦へ導かん。
我らも急ぎ種残し、落ち延びるべし”
それは葦原に語り継がる、蟲たちの黙示録…。
※上記文章は、実在の人物・団体・出来事・歴史的事実には一切関与しません。
すべては文化的・神話的な表現を引用した妄想であり、日本語特有の曖昧さや多義性を活かし、多重的な解釈を可能にすることで、音楽から広がる体験をより深めることを意図しています。
アーティスト情報
虫娘(Mushi Musume)
あなたの脳をバグらせる、虫魂唄。 耳が痛い、乱世を生きる僕らの本音と虫の声のフュージョン。ベッタベタのメロディをメッタメタな歌詞で斬る、己の認知的不協和音を聴け! ☆Youtubeチャンネル「虫娘」では、火曜と金曜に虫めずるショート動画も更新中だよ。跳ねるは一日、五分で魂の命運が決まるカゲロウコンテンツ。どうか応援してね! https://www.youtube.com/@mushi_musume ※この世界はフィクションです。実在の人物・生物・事件等とは一切関係ございません。 なお、本企ては日本のエンターテインメントへの崇敬と賛美を旨とし、根圏空間にまで声を届けるべくオマージュ表現を用いております。特定の作品・劇場・芸能ジャンルの公式企画・監修には拠りません。 すべての楽曲は、徒然徒花——肚の虫のたわごとにして、一世一代の曲芸(つなわたり)でございます。至らぬ節は平にご容赦のほど、何卒あたたかくお見守りくださいますようお願い申し上げます。
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