羽の上の眠り姫のジャケット写真

歌詞

羽の上の眠り姫

s-o-a

眠りにつくのは僕の声が

聞こえなくなったあとのこと

肺のいっぱいに吸い込んだ

静かな空気とひさかたの月

ひさかたの月

余った言葉たちが流れゆく

受け取る手を探して流れゆく

寝ぼけた口から溢れた

唾液みたいだな

ねえ

ハイになった灰になった

君が投げて舞い散った枕の羽で飛ぶ

愛を知って灰になった

君の目にはもう映らない

うつせみの世が

La la la…

焼けすぎて硬い目玉焼き

こんな時食べてくれてたっけな

喉が渇くよ もう全てを

流して詰め込むあからひく朝

あかねさす昼?

火照った頬の熱を渡しても

冷たい手を握り締めつぶやく

心に全ての温もり

捧げたからだろう?

ねえ

ハイになった灰になった

君が投げて舞い散った枕の羽で飛ぶ

愛を知って灰になった

君の目にはもう映らない

ハイになった?ハイになった

僕が投げて舞い散った光が空を飛ぶ

愛を知って灰になった

君の目にもう一度映して

この光を

La la la…

  • 作詞者

    蔭山

  • 作曲者

    蔭山

  • レコーディングエンジニア

  • ミキシングエンジニア

  • マスタリングエンジニア

  • ギター

    零, ゴボウメン

  • ベースギター

    ヤスダシュン

  • キーボード

  • バックグラウンドボーカル

  • プログラミング

羽の上の眠り姫のジャケット写真

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    羽の上の眠り姫

    s-o-a

s-o-a、3rdシングルをリリース
愛の終わりと、その余韻を描いた「羽の上の眠り姫」。
過ぎ去った温もり、交わされなかった言葉、手を伸ばしても届かない記憶――そんな喪失感を繊細な言葉で紡ぎながらも、どこか軽やかで心地よいメロディが印象的な一曲となっている。

さらに、今作ではハネたビートと洗練されたサウンドが際立ち、s-o-a らしい幻想的な世界観に新たな彩りを加えている。軽快なリズムに乗せた切ない歌詞が、不思議な浮遊感を生み出し、聴く者を独特の余韻へと引き込む。

「羽の上の眠り姫」は、喪失の中にある美しさ、そしてそれでもなお光を求める心を表現した一曲。切なさと心地よさが交錯する、新たな s-o-a の魅力が詰まった作品となっている。

アーティスト情報

  • s-o-a

    s-o-a は、2019年に結成された日本のアコースティックユニットで、音楽の中心にあるのは、感情豊かで深みのある歌詞と繊細でありながら力強いサウンドだ。 蔭山と零は、両者ともに作詞・作曲を手掛け、シンプルでありながら感情を鋭く表現する楽曲を生み出している。 彼らの音楽には、孤独、愛、葛藤、そして希望といった普遍的なテーマが織り交ぜられ、リスナーに深い印象を残す。 音楽スタイルはアコースティックを基盤にしつつも、バンドサウンドやエレクトリックな要素を取り入れることで、柔軟に表現の幅を広げている。 ライブでは基本的にアコースティックギターを中心に演奏するが、型にはまらず、時にはバックバンドを加えるなど、自由なスタイルを追求している。 蔭山の歌詞は、しばしば内面の揺れや深い孤独感を描き出し、聴く者の心を強く引き込む。 零の描くテーマには愛、孤独、葛藤、そしてそれらの中に浮かぶ希望が多く、感情的かつ力強い楽曲を構築している。 二人の個性が音楽を通して絶妙に融合し、聴く者に強いメッセージを届けている。 ビジュアル面では、イラストレーションを担当するKuroiが、s-o-aの音楽の世界観を視覚的に表現。 シンプルながらも印象的なデザインは、音楽の深さとその力強さを見事に反映している。 s-o-a の音楽は、孤独と痛みを抱えながらも、その中で見つける希望の光を信じる強さを表現しており、聴く者に深い感情を呼び起こす。

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ori-ori records

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