思い描く理想の報酬は
どうせ叶わないから放っといて
闇も光も大差ないこの泥濘の中逃げ込んだ
何か一つあればいい たった一つあればいい
決死の手探り虚しく 泥の中空を切った
作り笑いじゃないよ本当に
だって最初からそうだから
死ぬ程つらい思いしても生きてる奴らの土台になるだけ
分からない事は分からないって
ちゃんと言ってって言われるから
じゃあ言わせて貰うけど
わかっていた事もわからない
愛されたくて使う心が
全部裏目の痴れ者の僕
他人と自分に言い聞かせてる
「何ともない」そんな筈ないのに
ただ未来の話をしてるだけ
その場しのぎって分かってるけど
何かしなきゃいけなくて
思い出話は今より美しくて
裏切らないから
そばに居たくて選ぶ言葉が
全部裏目だ 知れ物を僕
他人と自分に言い聞かせてる
「何とかなる」そんな筈ないのに
奇跡なんてもんは無くて
ただ自分と他所の鼓動が重なりかけただけ
どうしてこうなのかな
誰かの声も音も聴こえない
僕はひとりだ
いつも自分に言い聞かせてる
「何ともない」
何ともない
心も愛も忘れたのかな
何も分からない 知れ者の僕
いつか全てが変わる日が来て
「何とかなる」そんな筈ないのに
「何ともない」そんな筈ないのに
- Lyricist
Kohei Ouchi
- Composer
Kohei Ouchi
Listen to shiremono by Loojy
Streaming / Download
- 1
flower
Loojy
- 2
morning haze
Loojy
- 3
kara no koe
Loojy
- ⚫︎
shiremono
Loojy
- 5
that hand
Loojy
- 6
hideout
Loojy
- 7
homesick
Loojy
- 8
parody
Loojy
- 9
Naibukouzou
Loojy
- 10
amenochi
Loojy
- 11
next today
Loojy
- 12
HAPPY
Loojy
「心が表現を欲しがって、声が行き場を欲しがった。」LoojyのVo.Gt大内康平の楽曲は、そうしていつのまにか生まれるらしい。初のフルアルバムとなる「weaksual」は、weak(弱い)とusual(いつもの)を組み合わせた造語である。強く在る事ではなく、弱さを認め、共に歩む事を選んだ今作は、"ありのままの自分を愛し、そして愛して貰いたい"という大内康平の、そしてLoojyの強い思いが込められている。
リードトラックでありながら悲しい程に愚直な愛を歌った「からの声」や、不器用な人間を皮肉たっぷりに表現した「知れ者」などのダークな一面もあれば、キャッチーさを持ち合わせた「パロディ」「内部構造」、これまでの広く捉えた音像とは逆のミニマムさを内包した「雨のち」など、"弱さ"という一貫したテーマを持ちつつも、サウンド、アレンジ面においてもバラエティに富んだ作品となっている。
「Loojyとして、"届ける事"を強く意識している」と大内は言う。これからどう動いていくのか楽しみなバンドであり、楽しみな一枚である。
Artist Profile
Loojy
Loojyの他のリリース