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Lyric

fuyukitari... (Federica Ver.)

Fukanu Kobayashi

指をすり抜ける

粉雪に見惚れて

吹き荒れる風が

寂しい予感を誘う

君と過ごした場所

しんしんと泣いていた

手と手を重ねたら

少しだけ眠りましょう?

泣いたり笑ったり

秘密をひとつ打ち明けたり

触れたり震えたり

フィルムから溢れ出すふたり

流れて行く…

耐え難き冬が来る 僕に影はなく

降りしきる想い出に何で暖めよう?

逢えるはずの春色を焦がれては眠る

夢の中でふたりは森の中を歩いた

大切な耳飾り もう失くさないでね

白い貝殻では 雪の中は探せない

逃げたり捕まえたり

知らないフリをしてみたり

揺れたり甘えたり

ふたりの気持ちが追いつかずに

時間が止まる…

耐え難き冬が来る 僕に意味はなく

降りしきる粉雪が色彩を眠らせる頃

交わされた約束が氷の中眠る

繋いだ手を離さないで

穏やかな夢を

泣いたり笑ったり

秘密をひとつ組み立てたり

ふたりのヒメゴトは

森の中で手を繋いだら また始まる

耐え難き冬が語る

真っ白が自由だと

12色だったあの頃は

不自由だったでしょう?と

耐え難き冬が来る 僕に影はなく

降りしきる想い出に何で暖めよう?

会えるはずの春色を焦がれては眠る

夢の中でふたりは 森の中を歩けば

12色だったあの頃も

越えて行けるのでしょう?

  • Lyricist

    Fukanu Kobayashi

  • Composer

    Fukanu Kobayashi

  • Producer

    Junichi Kobayashi

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    kageboush

    Fukanu Kobayashi

ジムノペディ(02~08)、pezite(08~13)、Etude Lavie(14~)などで作詞作曲、プロデュースなどを行ってきた小林殉一が、「小林フカヌ」として発表する自身初のソロアルバム。
ジムノペディ時代から一貫している儚く切ない、物語性に満ちた楽曲たちをEtude Lavieのサポートメンバーを中心にレコーディング。
ナオミ(ナオミーポコ)作詞作曲の「トラベラー」も収録。
レコーディングやミックス、アートデザインなどは小林フカヌ自身が手掛ける。
ジャズや歌謡などの言葉で語られたり様々な一面を見せるが、特定のジャンルに拘っておらず、本人はあくまで「普通のポップス」として作っているとのこと。
「小林フカヌ」の世界観だけではなく、約20年に渡るこれまでの歩みや音楽との向き合い方を、存分に読み取れる分かりやすい1枚。

Artist Profile

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