

青銅の響きが
夜をほどいていく
誰も知らない名前で
祈りは始まる
裸足のままで
火の輪を越えた
揺れる影たちが
踊り続ける
忘れたはずの
古い痛みも
この鼓動の中で
目を覚ましていく
遠くで鳴る鐘
呼ばれている
火の庭で
私は踊る
燃えながら
生まれ変わる
光と闇を
抱きしめて
新しい朝へ
手を伸ばした
金色の風が
髪をすり抜ける
言葉にならない
願いを連れて
壊れた記憶も
迷いも全部
青銅の音に
溶けていった
遠くで誰かが
歌っている
火の庭で
私は踊る
傷跡さえも
飾りにして
終わりのない
輪の中で
新しい私を
見つけていく
火の庭で
私は踊る
燃えながら
生まれ変わる
祈りのように
叫びながら
何度でも
歩き出せる
- 作詞者
ytsgax
- 作曲者
ytsgax
- プロデューサー
ytsgax
- ボーカル
NAGISA

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EMBER (オリジナルver)
NAGISA
火は、すべてを焼き尽くすものだと思っていた。
けれど本当は、
火は終わりではない。
灰の下に残る小さな熱。
誰にも気づかれないまま、
静かに呼吸を続ける火種。
「EMBER」は、
失ったものを悼む歌ではなく、
燃え尽きたあとに残る“生きる意志”を描いた曲だ。
青銅の響きが夜を震わせる。
幾重にも重なるガムランの旋律。
歪んだギター。
大地を打つ鼓動。
それは祭りであり、祈りであり、
古い自分を送り出すための儀式でもある。
人は何度でも壊れる。
愛に傷つき、
記憶に囚われ、
言葉を失いながら。
それでも、
完全に消えてしまうことはない。
胸の奥には、
まだ熱が残っている。
それは怒りかもしれない。
希望かもしれない。
あるいは、誰にも見せなかった願いなのかもしれない。
夜明けの前、
火を囲みながら踊るように。
何度でも。
何度でも。
私たちは、生まれ変わる。



