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絵本作家・まえをけいこ。による作詞プロジェクト、
sentimental mission。
日々移ろうもの。
移ろわず、とどまり続けるもの。
さまざまな感情の質感を、標本のように、一曲サイズに書き留めています。
ふっと息づいたり、そっと終わったり。
うんとあとから、余熱や余波のように胸のほとりへ、やっと届いたり。
きもちのレパートリーがひとつ増えたとき、
この私的で静かなミッションは、成功といえるのかもしれません。
淡く儚いものもよし。
揺るがない、硬質の感傷もよし。
覚えていたいものすら薄れてゆく時間の中で、
残された粒子に愛をこめて。
あなたの、あの日あの時に寄り添える一曲となりますように。
彩ってくれるのは、sentimental mission。
歌心あるAI worktとともに制作しています。
さよならまでのエトセトラ
まえをけいこ。
ソラシド
噴水かすめて
浮かんで消える絵のような
ひと息の虹に揺れてる
さよならまでのエトセトラ
いつもの週末
いつもの道を
迎えに来てくれるのも
最後になるのって聞けなかった
あなたが先に泣いたから
ソラシド
雲の鍵盤には
結びの和音が足りない
空色 横切るつばめを
見届けるまでそばにいて
おんなじ未来と
おんなじ過去を
重ねていくはずだった
かなえられないままの約束が
小石のように残ってる
進まない淡い日時計
透明な振り子に揺られながら
迷ったままでうなずいたの
日曜日 晴れ リタルダンド
ゆっくりと 空を廻って
つばめはいつか戻るのに
まひるの真ん中でそっと
ほどかれた手はやさしくて
ソラシド
春の譜面に
ぽつんと滲むピアニシモ
それから胸で数える
さよならまでのエトセトラ
もうすぐ届きそうなの
追い付けなかっただけなの
涙に届きそうなの
さよならからのエトセトラ
斉藤由貴のAXIA~かなしいことり~のあて書きです。だいすきな曲だし、銀色夏生の紡いだ言葉が凄まじいインパクトだったので、引っ張られてなかなか書き上がらなかった。さよならがショックすぎてぼんやり受け入れてしまい、あとから実感に追い付かれてやっと涙になった、みたいなシーンを書きました。雲の鍵盤には黒鍵がないので、つばめが短調の象徴になって、ソラシドと鼻歌みたいに、淡々と。お別れはそんなにドラマチックでもなく、真昼の公園とかで、子供の声や鳥のさえずりや飛行機の音に紛れて、あかるくふわりと孤独になるものかもしれません。
絵本作家まえをけいこ。の作詞プロジェクト。 Musician:sentimental mission あの日あの時のきもちの気配、さまざまな感情の質感を、 一曲サイズにまとめています。 そっと息づいて、そっと始まり、そっと終わるような繰り返し。 感情の標本のように、季節や時刻と結ばれたその記憶が、 うんと後から余波のように届くときに、 この私的で静かなミッションは成功するのかもしれません。 覚えていたいものすら、薄れゆく時間の中で 残された粒子に愛を込めて。
sentimental mission