CITY LIGHTS & MIDNIGHT BLUEのジャケット写真

歌詞

246の雨音

Akemi

地下鉄の階段 駆け上がるたび

すり減ったヒールが 音を立てる

人混みの波に 溺れないように

強がった顔して 歩いているの

ショーウィンドウに 映る私は

疲れた顔した 都会の迷子

狭いワンルーム 帰ればひとり

テレビの明かりが 友達代わり

あなたの住む街 天気予報で

探してしまう癖 まだ抜けないよ

「仕事が忙しい」 言い訳ばかり

手紙も書かずに 季節が過ぎた

この街に来れば 何か変わると

信じていたのは 若さでしょうか

アスファルトの熱 逃げ場もなくて

あなたの優しさ 思い出してる

さよなら 遠い空のあなた

都会(まち)の隙間で 見る夢は

いつも冷たく 途切れてしまう

「帰っておいで」と 言ってほしくて

受話器を握って 泣いた夜

車のノイズに 消された I love you

隣の部屋から 漏れる笑い声

壁の薄さが 心に沁みる

コンビニの袋 ぶら下げたまま

歩道橋の上 ぼんやり見てた

流れるテールランプ 赤い河みたい

どこへも行けない 私を置いて

さよなら 遠い空のあなた

見上げたビルの 四角い空

星も見えない 灰色(グレー)の天井

「幸せになれ」と 短い手紙

最後の言葉が 滲んでく

冷たい雨降る 246(ニーヨンロク)

私が選んだ この街だから

涙は誰にも 見せないわ

思い出だけを 抱きしめて

ラッシュの人波 逆らうように

ひとりぼっちで 歩き出す

傘の花 咲く 交差点……

  • 作詞者

    Akemi

  • 作曲者

    Akemi

  • プロデューサー

    nanayon music

  • ミキシングエンジニア

    nanayon music

  • ボーカル

    Akemi

CITY LIGHTS & MIDNIGHT BLUEのジャケット写真

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「CITY LIGHTS & MIDNIGHT BLUE」は、都会の夜を彩る12の物語を、カセットテープのA面・B面になぞらえた各6曲構成で収めた、Akemiの1stアルバム。
交差点の信号に滲むブルー、基地の街のフェンス越しの爆音、閉店間際のバーのラスト・オーダー、そして夜明け前のホテルのチェックアウト――煌めく街灯りと、ミッドナイトブルーに染まる孤独のあいだを行き来する一時間を、ひと続きの夜として編んでいる。

架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、雨の246、国道16号、終電後のターミナルといった風景の中で、誰かに縋らず自分の足で夜を歩く大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、都会の夜、車内の空気、バーカウンター、雨の午後を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した12曲となっている。

Side Aは街の灯りの側から、Side Bは夜更けの側から、同じ都会をもう一度歩き直す。
聴き終える頃には夜明け前の風が吹き抜ける――そんな一晩ぶんの物語を収めたアルバム。

Produced by nanayon music.

アーティスト情報

nanayon music

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