CITY LIGHTS & MIDNIGHT BLUEのジャケット写真

歌詞

12月のベルベット

Akemi

タイヤから落ちた 雪の塊(かけら)が

アスファルトの上 シミをつくって消えた

魔法は解けると 知っていたのに

バックミラー越し 遠ざかる白い夢

関越(ハイウェイ)抜ければ 光の洪水

現実にまた 引き戻されてく

「楽しかったね」と 短く笑う

横顔が急に 他人(ひと)に見えたの

Velvet December 滑らかな夜に

包み込んでよ 言い出せない言葉

流れるテールランプ 赤いリボンみたい

街中が浮かれる 聖なる季節(とき)に

私だけ 迷子のような Silent Night

銀色のカクテル 飲み干したあと

残った甘さが 胸を締め付ける

あなたのポケット 借りた温もり

持ち帰れない 冬の戯(たわむ)れ

カーラジオからは 定番のナンバー

恋人たちの 隙間を埋めるわ

助手席のドア 開けるその前に

お願い 嘘でも 引き止めてみて

Velvet December 優しくて痛い

傷つけないように 撫でるような距離感

フロントガラスに 映るイルミネーション

滲んで見えるのは あなたのせいよ

サヨナラに 近づいてゆく Holy Night

次の信号 越えたらすぐに

いつもの駅(ターミナル) 見えてくるから

この冬の 続きはもう ないのね

Velvet December 滑らかな夜に

溶かしてしまいたい 臆病な心

触れないのね イブのことは

答えを聞く勇気 持てないままで

降り出した 雨に変わる Snowy Night

  • 作詞者

    Akemi

  • 作曲者

    Akemi

  • プロデューサー

    nanayon music

  • ミキシングエンジニア

    nanayon music

  • ボーカル

    Akemi

CITY LIGHTS & MIDNIGHT BLUEのジャケット写真

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「CITY LIGHTS & MIDNIGHT BLUE」は、都会の夜を彩る12の物語を、カセットテープのA面・B面になぞらえた各6曲構成で収めた、Akemiの1stアルバム。
交差点の信号に滲むブルー、基地の街のフェンス越しの爆音、閉店間際のバーのラスト・オーダー、そして夜明け前のホテルのチェックアウト――煌めく街灯りと、ミッドナイトブルーに染まる孤独のあいだを行き来する一時間を、ひと続きの夜として編んでいる。

架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、雨の246、国道16号、終電後のターミナルといった風景の中で、誰かに縋らず自分の足で夜を歩く大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、都会の夜、車内の空気、バーカウンター、雨の午後を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した12曲となっている。

Side Aは街の灯りの側から、Side Bは夜更けの側から、同じ都会をもう一度歩き直す。
聴き終える頃には夜明け前の風が吹き抜ける――そんな一晩ぶんの物語を収めたアルバム。

Produced by nanayon music.

アーティスト情報

nanayon music

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