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神職の歌姫・涼恵の20周年を締めくくる渾身の作品
表裏一体
対極する2つの世界が交わり調和する
その唄は分断する現代社会を"くくりつける"
「くくり」とは日本書紀の中で、登場する女神、菊理媛神様のことであり、"くくりつける"の意。
イザナギイザナミが黄泉の国でお別れをしようとするその時に、たった一度だけ現れる神。
対極するモノ。例えばそれは、
『光と闇、陰と陽、男と女、善と悪、生と死、過去と未来、右と左、公と個、都会と田舎、日本と海外etc』を結ぶ存在。
くくりとは調和の心そのもの。対極するもの、離れゆくものをくくる不思議なチカラ。
今、過剰な分断、二極化が進む世の中で、神職の歌手として活動20周年の集大成を迎えた涼恵。
神職が何故、唄うのか。
それは音楽を通して次世代へと伝えたいことがあるから。受け継ぎたい想いがあるから。
紡ぎたい言葉があるから。
残したい言霊があるから。
くくるとは覚悟でもある。そんな目に見えない「くくり」の精神世界を音に、声に、歌として見事に作品に昇華させ、涼恵の活動20周年を締め"くくる"作品となっている。
涼恵 (すずえ) ・スタヂオ言霊(ことだま) 唄ひ手 ・小野八幡神社【兵庫/神戸】権祢宜(ごんねぎ) ブラジル・サンパウロで生まれ、帰国後は東京、青森、神戸で育つ。 幼い頃から神社で育った彼女は、自然の語らいに耳を澄まし、言霊を唄うと評される。 彼女が作詞作曲を手がけるオリジナル作品は、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの洋楽器に箏、太鼓、龍笛、神楽鈴といった雅楽や邦楽器をとりいれた独特の音楽世界を創造し「自然とヒトとの関係」、「ヒトとヒトとの関係」で生じる感謝や葛藤を唄う、世界にたった一人の神職の唄ひ手として絶大な支持を受けている。 平成18年、日本の文化・習慣を広める神主として、唄ひ手として一年間NYに渡米。 同年開催された世界宗教者平和会議(WCRP)の第八回世界大会では、小泉首相(当時)の前でオープニングソングを歌い拍手喝采を浴びた。 平成19年にはカーネギーホール(NY)でリサイタルを行ない、スタンディングオベーションを受け、その音楽性に国境のないことを証明した。また彼女の歌声はイギリスの音楽家『1 GIANT LEAP』(前作グラミー賞ノミネート)の心を動かし、彼等の新作CD&DVD『What About Me?』に唄と祝詞でコラボレートし、平成20年UKを皮切りに世界各国で発売される。同年ブラジル・サンパウロにて移民100周年記念コンサートを成功させ、翌年、ロシア・ウラジオストクビエンナーレ開会式にて歌唱披露し、地元メディアでも高い評価を得るなど 国内外の人々に深い感銘を与えている。 唱歌や童謡や手遊び歌をメインとした親子コンサートや講演会などその活動は多岐にわたる。 旧姓・新渡戸涼恵。武士道の著書であり旧五千円札の新渡戸稲造は縁戚。 1stアルバム「うましあしかび」 2ndアルバム「このはなさくや」 代表曲「豊葦原の瑞穂の国」「花の祈り」「天地への祈り」「水の惑星」など多数。
スタジオゆしり