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" 差別を越えて "

現役の神職でもあるシンガーソングライターの涼恵が贈る、日本の名曲「竹田の子守唄」の令和バージョン。

一時メディアから隠された時代もある、このわらべ歌に込められた普遍的なメッセージを、彼女の歌を通じて表現することに挑戦している。

珠玉のアレンジは、日本屈指の名ピアノプレイヤーの友成好宏氏。

その斬新なアレンジは同曲の中で一音ずつ転調し、最終的には二音もキーが上がる。

これは次元上昇ともいうべきか、階層や音域が変わっても変わらないメッセージやメロディが健在することを暗示しているようだ。

ドラマチックに自由自在にプレイする友成氏のピアノに加えて、二十五弦箏の喜羽美帆女史を迎え、今作品に更なる奥行きを与えている。

敢えて二十五弦を用いたことにより、十三弦の煌びやかな音ではなく、二十五弦ならではの侘び寂びが加わり、竹田の子守唄が放つ世界観を見事に表している。

また今回歌われている歌詞にも注目したい。
竹田の子守唄は全番は14番まで受け継がれているという。その中から6番を選び、それぞれの歌詞から浮かび上がる風景を豊かに表現していることが印象に残る。

多様性が謳われる昨今だからこそ、差別や偏見を越えて、名曲に隠された真実の叫びを、時に優しく、時に激しく、ピアノと箏と歌とが絶妙に交じり合う、味わい深い仕上がりとなっている。



Why do priestesses sing?

It is because she wants to convey something to the next generation through music.
Because she has a feeling that she wants others to inherit.
Because there are words she wants to weave.
Because there is a KOTODAMA (mystical words) that she wants to leave behind.

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竹田の子守唄

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竹田の子守唄

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アーティスト情報

  • 涼恵

    涼恵 (すずえ) ・スタヂオ言霊(ことだま) 唄ひ手 ・小野八幡神社【兵庫/神戸】権祢宜(ごんねぎ) ブラジル・サンパウロで生まれ、帰国後は東京、青森、神戸で育つ。 幼い頃から神社で育った彼女は、自然の語らいに耳を澄まし、言霊を唄うと評される。 彼女が作詞作曲を手がけるオリジナル作品は、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの洋楽器に箏、太鼓、龍笛、神楽鈴といった雅楽や邦楽器をとりいれた独特の音楽世界を創造し「自然とヒトとの関係」、「ヒトとヒトとの関係」で生じる感謝や葛藤を唄う、世界にたった一人の神職の唄ひ手として絶大な支持を受けている。 平成18年、日本の文化・習慣を広める神主として、唄ひ手として一年間NYに渡米。 同年開催された世界宗教者平和会議(WCRP)の第八回世界大会では、小泉首相(当時)の前でオープニングソングを歌い拍手喝采を浴びた。 平成19年にはカーネギーホール(NY)でリサイタルを行ない、スタンディングオベーションを受け、その音楽性に国境のないことを証明した。また彼女の歌声はイギリスの音楽家『1 GIANT LEAP』(前作グラミー賞ノミネート)の心を動かし、彼等の新作CD&DVD『What About Me?』に唄と祝詞でコラボレートし、平成20年UKを皮切りに世界各国で発売される。同年ブラジル・サンパウロにて移民100周年記念コンサートを成功させ、翌年、ロシア・ウラジオストクビエンナーレ開会式にて歌唱披露し、地元メディアでも高い評価を得るなど 国内外の人々に深い感銘を与えている。 唱歌や童謡や手遊び歌をメインとした親子コンサートや講演会などその活動は多岐にわたる。 旧姓・新渡戸涼恵。武士道の著書であり旧五千円札の新渡戸稲造は縁戚。 1stアルバム「うましあしかび」 2ndアルバム「このはなさくや」 代表曲「豊葦原の瑞穂の国」「花の祈り」「天地への祈り」「水の惑星」など多数。

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