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◆本作の見どころとサウンドの旅路
Vol.4の幕開けは、アジアの豊かなオーガニック音響と近未来が交錯するセクションから始まります。朝もやのハロン湾を想起させるベトナム(46番)の一弦琴ダン・バウの流麗なメロディ、フィリピン(47番)の瑞々しいマンドリン合奏ロンダリアの響き、ボルネオの熱帯雨林が育んだマレーシア(48番)の舟型弦楽器サペの深いグルーヴ。そこから一転して、シンガポール(49番)のネオン輝くサイバーパンクなシンス・ポップへと突入するドラマチックな展開は、アジアの多様性を鮮烈に描き出します。
旅路はさらに西へ向かい、シルクロードと中東の魅惑的なエリアへ。サウジアラビア(50番)の伝統的なウードと現代のエレクトロニック・ダンスビートの融合、イラン(51番)のサントゥールとネイが織りなすペルシャの宮廷のようなシネマティックな哀愁、ウズベキスタン(52番)の砂漠のキャラバンを思わせるルバーブの響きが、聴く者を悠久の歴史へと誘います。
そして物語は、地球上で最も熱いリズムを放つアフリカ大陸、そして南米大陸へと一気に加速します。ケニア(53番)の跳ねるようなベンガ・ギター、ガーナ(54番)の黄金期のファンキーなハイライフ・ブラス、セネガルの強烈なサバールドラムと21弦コラハープが交錯するムバラックス(55番)、コンゴ民主共和国(56番)の超高速フィンガーピッキングが炸裂するハッピーなスークース、マダガスカル(57番)の竹製琴バリハの軽快なステップ。旅のフィナーレは南米へと渡り、チリ(58番)のケーナ縦笛によるパタゴニアの美しき哀愁、ボリビア(59番)のアンデス・カーニバルを彩る爆速サンポーニャ、そしてベネズエラ(60番)の大平原を駆ける情熱的なリャノ・ハープとクアトロのアンサンブルで、最高潮の熱気の中幕を閉じます。
◆総評
失われつつある伝統楽器の息吹と、最先端のデジタル・プロダクションが奇跡的なバランスで融合した本作。リスニング・ルームにいながらにして、ユーラシア大陸を越え、アフリカの赤土を踏み、アンデスの風を感じるような、圧倒的なスケールの音楽体験をお届けします。NyariSoundsが自信を持って世界へデリバリーする、地球の野生と洗練が同居した新たなビートを体感してください。
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