Fiction that shoots an umbrella Front Cover

Lyric

de-create

Umine Shiranami

書き連ねた劣等感は殆どが昇華を果たして

押し殺した罪悪感が私の脳裡で声を上げた

過ぎ去った後悔は単純な言葉で片を付け

取り繕うための断片収集を続けている

何も言えない

何も聞こえない

存在さえも曖昧で空っぽになってしまった私を壊して

何も見えない

何も分からない

この声も疑いたい

透明なままの私を見つけて

鳴り続ける警告音は疾うに限界を迎えて

過熱した感情論が心情を支配している

制御を失って零れ落ちる機微をただ憂いて

私はまた空虚を生み出している

不可視になっておかしくなった

誰か私を教えて

まるで空中都市が崩れるように

壊れて落ちて何も残らない

「言葉にできない」なんて甘美なものじゃないの!

誰か教えて

誰か助けて

私じゃない声がした

冗談じゃないわ!私を連れ去らないで

誰か応えて!私を呼んで!

絶え絶えでも言の葉が空っぽのこの身体を満たした

自己愛だって愛情だった

そんなどうしようもないエゴ抱いてまだ息をしている

私はただ私で居たいだけ

  • Lyricist

    Umine Shiranami

  • Composer

    Umine Shiranami

Fiction that shoots an umbrella Front Cover

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  • 1

    wave

    Umine Shiranami

  • ⚫︎

    de-create

    Umine Shiranami

  • 3

    cooling heat

    Umine Shiranami

  • 4

    World's End

    Umine Shiranami

  • 5

    caster white

    Umine Shiranami

  • 6

    like Reichelt

    Umine Shiranami

  • 7

    memoir

    Umine Shiranami

  • 8

    bravado

    Umine Shiranami

  • 9

    Calm

    Umine Shiranami

  • 10

    note

    Umine Shiranami

  • 11

    muzzle

    Umine Shiranami

  • 12

    blooming

    Umine Shiranami

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