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ひとりきりのとき、私たちは指先が触れるだけで崩れてしまう、一枝のカスミソウのようだ。花束の中ではいつも脇役にすぎないけれど、互いの脆さを重ねてひとつの輪をつくれば、白い息のように広がっていく光になる。この歌は、主役になれなかった心たちが寄り添い、もたれ合いながら立つ術の記録だ。傷ついた声と諦め癖、咲けなかった蕾と曇天――そのただ中にも残っていた色を重ね、私たちは「いま」に留まる。ドライフラワーのように激しくはないが、長く残る感情で、握り合った小さな灯りが誰かを照らせると信じて歌う。だから、私たちは集まってこそ美しい。共にあるなら、目の前が霞むほど、静かにいちばん明るく輝ける。

アーティスト情報

  • redraw

    音楽で結ばれた、地球の反対側のJ-POPデュオ redraw(リドロー) は、プロデューサーdroとボーカルRuiによる2人組プロジェクトである。異なる国・言語・生活リズムの中にありながら、物理的距離と時差を越えて感情を共有し、制作を継続している。 2024年2月、SNS(X)を通じて出会った二人は、「音楽」という共通点ひとつで繋がった。droはアメリカの大学寮でトラックを制作し、Ruiは日本の小さな空間でボーカルを録音する。離れた環境から生まれるサウンドは、オンライン協業が日常化した世代の制作様式をそのまま映し出している。 全楽曲はDTMを前提に、各々の拠点で完結する形で構築される。13時間の時差を挟みつつDiscordでアイデアを共有し、編曲とボーカルディレクションを往復しながら、相互のインサイトを交換して仕上げていく。このリモート制作の構造は、現実的な制約を「制作の方式」へと転換するredrawの哲学そのものだ。 サウンドの最終精度については、楽曲の性格に応じて外部エンジニアとの協業も行ってきた。Wave Yoo(IU、BLACKPINK Jennie)、Ariel Chobaz(Lil Wayne、Nicki Minaj)、Adachi Yoshinori(Mrs. GREEN APPLE)らがミキシングに参加し、Idania Valencia(Charlie XCX『brat』)、Chris Gehringer(Dua Lipa、Lady Gaga)がマスタリングを担当した実績を持つ。 2024年7月、デビューシングル 「二人のミント(Mint for Two)」 を発表し活動を開始。同作はiTunes「J-Pop Top Songs」Top 200にて、US #22、TH #3 を記録した。その後も 「梅雨花(Tuyuhana)」、「Black Out」、「Midnight Therapy」、「Rafflesia Dance」、「かすみそう(Kasumisou)」、「雨色(Ameiro)」、「Bed Timing」 まで約1年で8作のシングルを継続的にリリース。2025年には 「Midnight Therapy」 が複数国のiTunes「J-Pop Top Songs」Top 200にチャートインし、「Ameiro」 はUS同チャートで #4 を記録した。 また2025年には、YouTube累計再生 100万回、Spotify累計ストリーミング 120万分 を突破。現在はYouTube登録者 5万人、Instagramフォロワー 5万人 規模へと到達し、オンラインを主戦場にしながらも着実に活動規模を拡張している。 redrawの作品は、単体の“曲”に留まらず、droが執筆するテキスト(小説/エッセイ)や、二人の経験を起点とした物語性と結びつく構造を持つ。とりわけ 「Midnight Therapy」 はシリーズとして展開され、音楽・物語・映像が同一の設計思想のもとで有機的に接続されている。今後もオンライン制作の機動力を維持しつつ、スタジオライブ映像やパフォーマンスコンテンツなど、表現フォーマットを拡張していく予定である。 redrawメンバー:Rui & dro

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