「beyond」
雷鳴のように唸る海鳴りが彼方でまた 遠く響いてる
呼び声がする 小さく でも 強く 確かにここに語りかけてる
ハロー 君はまだその部屋でひとり 日々の灯りを吹き消しているんだろう
驚くんだろうな 信じやしないんだろうな 喜んでくれるといいけど
ちょっとは上手くなったよ 生きていくこと 相も変わらずへたっぴな笑顔と一緒に
あの日の未来の僕はもう 君と重なった 変わらないまま僕になっていく
何を望み生きるだろう 誰を想っているんだろう
与えられた命が自由だと教える
例え届いてなくても何度も呼んでいるよ
今は知らなくていい 知っていたことを知るその日まで
さよならの度に幾つも手を振った 始まりがあって終わりがあること
背が伸びるほどに 傷ばかりを見せ合った ポケットには夢を隠したまま
生きていくほどにどうやら 解り合えないと知って
誰もがひとりだと気付いた時
何を手にするんだろう 誰と歩いて行くんだろう
君だけの命だよ 僕もここにいるから
望んだ世界じゃなくても 君が選んだのなら
祈るよりも強く願うよりも大きく歌うよ
何度も呼ぶ声のする方へ 手を伸ばしていた 手を鳴らしていた
海鳴る向こうに遠く響く 優しい声のあなたに会いたい
あの日の未来の僕はもう 君を超えていった
今 手を繋いでここにいるよ
ひとりひとりで僕らだ 孤独とふたりぼっちだ
だからそばにいるんだよ いたいと願うんだよ
例え届いてなくてもこの声が枯れても尚
祈るよりも強く願うよりも大きく
何を目にするんだろう 誰の声を聞くんだろう
全てが君になるのさ 怖がらなくていいよ
何度も呼んでいたのは君の名前なんだよ
今は知らなくていい 知っていたことを知る
その時は隣に 君とあなたがいてくれたらいい
ようこそ君もこの世界でひとり
- Lyricist
Hiromu Suzuki
- Composer
Hiromu Suzuki
Listen to beyond by High Bone Muscle
Streaming / Download
- ⚫︎
beyond
High Bone Muscle
- 2
Habitable zone
High Bone Muscle
- 3
Prism
High Bone Muscle
- 4
Orion's arm
High Bone Muscle
- 5
Control tower
High Bone Muscle
- 6
Karmer
High Bone Muscle
- 7
Tree ring
High Bone Muscle
- 8
Rose
High Bone Muscle
- 9
Silver
High Bone Muscle
- 10
Point Nemo
High Bone Muscle
前作「FILMS」より5年ぶりとなる2作目のフルアルバム。
コロナ禍で制作が始まった本作は、その中で生きること、音楽を鳴らすことに向き合わざるを得なかったバンドが放つ人間賛歌集となった。
先行配信シングル「Prism」で表現されたバンドサウンド+αというアレンジはより洗練され、パーカッションやシンセサイザーを使った空間へのアプローチが際立つ作品となっている。
シャッフルビートが印象的な"管制塔"、バンド初のラップトラック"Karmer"など、3人の音楽的なセンスが随所に散りばめられ、表現の可能性に挑戦した10曲を収録。
宇宙や星、銀河をモチーフに孤独を描ききった一枚に、バンドが目指すネクストステージが凝縮されている。
Artist Profile
High Bone Muscle
HIGH BONE MUSCLE (ハイボーンマッスル) メンバー Vocal&Guitar. 鈴木啓 Bass. 池田武史 Drums. 鈴木龍二 バンド名の由来:それぞれの特徴 HIGH(背の高いBa. 池田武史)BONE(身体が細いVo&Gt. 鈴木啓)MUSCLE(筋肉質なDr. 鈴木龍二) <活動経歴> 2011年3月、鈴木兄弟と2人の幼馴染池田の3人で結成。 結成以降はコンスタントにライブ活動を重ね、これまでに5枚のシングル、3枚のミニアルバム、1枚のフルアルバムをリリースしている。 2015年5月20日 初の全国流通盤となるシングル『ヘルハウス』をリリース 2015年12月14日 タワーレコード新宿店で先行リリースされた『beacon』収録されている"will"が新宿のユニカビジョンで放映される。 2017年7月7日 5枚目のシングル『テロメア』をリリース。 3ヶ月連続主催企画や、路上ライブを重ね、9月28日までに制作分1000枚を手売りで売り切る。 2017年11月1日 初のフルアルバムを新宿タワーレコード限定で発売。 以降、6年以上在籍した幼馴染みのギターの脱退を経験しながら、3人、またサポートを交えながら活動を続けている。 ライブハウスでの活動の他、2018年12月からライブ配信での活動を開始。最新機材を導入したハイクオリティな配信が各所で好評を得る。 ソロ活動や楽曲提供、サポート活動など各個人のアイデンティティを確立しながら活動してきたバンドが3年半ぶりにリリースする今作『Anywhere』には、原点の”ギターロック”をフィーチャーした楽曲が並び、これまでとこれからを繋ぐ一枚となっている。 <音楽性> 緻密に構築されたギターアレンジが特徴のロックを軸に据えながら、HIP HOP、R&Bまで包括する懐の深さを持つ。 中でもVocal&Guitar. 鈴木啓が描く内省的でありながら寄り添う言葉で描く命の物語 が、垣根を超えた場所、世代に広く支持されている。 あなたの居場所となる唄を。
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