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◆ 本作の見どころとサウンドの旅路
Vol.11の幕開けは、広大な大自然と力強いリズムが支配する「南部アフリカ・ディープグルーヴ・セクション」から始まります。壮大なビクトリアの滝を轟音のサイケデリック・ファズギターで描くザンビア(151番)のザムロック、マラウイ湖の穏やかな夕景に響く陽気なティン・ホイッスルが心地よいマラウイ(152番)のクウェラ・ジャズ・フュージョン、マプトのストリートの熱気を刻むモザンビーク(153番)のマッラベンタ。さらにナミブ砂漠の紅い砂丘を見渡すナミビア(154番)のシャンボ・フォーク、カラハリ砂漠の満天の星空の下で親指ピアノと手拍子が呼応するボツワナ(155番)のツワナ・フォーク、天空の山脈にコンサーティーナの音色が木霊するレソト(156番)、そして王の谷の荘厳な祝祭を告げるエスワティニ(157番)の重厚な部族太鼓へと続き、アフリカの豊かな土着性が次々と解き放たれます。
中盤からは、インド洋と大西洋の美しくも哀愁に満ちた島々を巡る「アイランド・ノスタルジー・ライン」へ。コモロ(158番)のアフロ・アラビックなウードが描く月明かりのラグーン、カボベルデ(159番)の港町に響く切なくも美しいモルナのバイオリン、そしてサントメ・プリンシペ(160番)の赤道直下の穏やかな海風を運ぶエレキギターのアンサンブルが、リスナーの心を優しく揺らします。
そして旅の終盤は、大西洋を越えてカリブ海と南米沿岸部が放つ爆発的な「トロピカル祝祭セクション」へと突入。バハマ(161番)の山羊皮の太鼓とブラスが狂喜乱舞するジャンカヌー、バルバドス(162番)の陽気なスポージュ・オルガン・ビート、ガイアナ(163番)の南米とカリブの融合を体現する陽気なバンジョー・フォーク。さらに、スリナム(164番)のマーチング・スネアとホーンが弾けるカセコ・ストリートパーティー、最後はベリーズ(165番)のブルーホールを望む海岸で亀の甲羅と伝統太鼓が高速で炸裂するガリフナ・プンタの熱狂的なグルーヴで、感動のフィナーレを迎えます。
◆ 総評
失われつつある伝統楽器の素朴な息吹と、最先端のデジタル・プロダクションが奇跡のバランスで融合した本作。リスニング・ルームにいながらにして、アフリカの砂漠を越え、大西洋の島々を渡り、カリブの熱いカーニバルへと飛び込むような、圧倒的なスケールの音楽体験をお届けします。NyariSoundsが自信を持って世界へ送り出す、野生と洗練が交錯する新たな地球の鼓動を体感してください。
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