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紆余曲折ある人生の中で見出した、本当に大事なものを自身の生き様と共に、高らかに謳い上げた渾身の一曲。
ギタリストの磯貝一樹による暖かくもどこか切ない哀愁のギターの音色は、プロデューサーの熊井五郎によって、オーガニックでエモーショナルなトラックへと昇華する。
そこに、SHEEF THE 3RDの人間味溢れるRAPとシンガーのHanah Springのソウルフルな歌声が見事なほどにハマったこの一曲は、普段HIP HOPを聞かない人でも、その魅力に気が付くはずだ。
挫折・後悔を経て、二児の父親となる事と様々な人との出会いの中で、本当の優しさと人を愛する事を知った不器用な漢の生き様と覚悟が詰まったこの曲を聞けば、SHEEF THE 3RDという人間を知らなくとも、彼の人情味溢れるその魅力に心を掴まれているに違いない。
これまでの彼の作品と地続きでありながら、また違った表情を見せるこの曲は、湘南という土地で偶然出会ったアーティストとの交流の中で成長した彼の姿そのものである。
MOSS VILLAGEの愛すべきクソ野郎 タイトなラップにストレートなフロー。 ブレないB-BOYスタンスを剥き出しのままリリックに投影する生粋のリリシスト。 MILES WORDとのタッグ、BLAHRMYとして全国にその名を知らしめ、 ソロとしても、2018年に1stアルバム「My Slang Be High Range Moss Village」、 2021年にソロEP「Piece is」を発表。 BLAHRMYとしての活動は継続しつつ、様々な客演や共作にて存在感を示している。 一人のMCとして、そして2児の父として、自身の人生をそのまま投影した、 リアルで赤裸々なリリックを観客へぶつけるようなライブ・パフォーマンスは、 まるでブルースマンのように観客の魂を震わせる。
DLIP RECORDS