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その日、一年を迎えた花屋。
いつものように過ごす、ここでの一日。
花の手入れをする店主、道ゆく人の何気ないお喋り、
揺れる庭の草花、静かに移りゆく時間。
それらの“かすかな声”を、平井真美子が古いミニピアノでそっとすくいあげ、
この場所に残る音として記録したアルバムです。
平井真美子 『耳を傾けたら』
使用楽器:ミニピアノ(河合楽器1933年製)
録音・ミックス:福岡功訓 (Flysound Co.)
収録日:2025年10月9日
場所:Hljóð
文章・写真:河中彩子
翻訳:石山真衣
平井真美子 京都府出身。桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。 誰の心にも去来する想いを綴るような、親しみやすく美しく前向きなメロディー。また時に深く、静的でも動的でもある生きたメロディーが幅広く共感を得る。加えて音楽に命を吹き込む高い演奏表現力を兼ね揃え、クリエイター達からの厚い信頼の下、映画・CM・TV番組等の音楽を多数手がける。 日々の想いをメロディーにトランスレートして書き綴る "Piano Diary" をライフワークとし、2013年4月 Piano Diary シリーズ2作目のオリジナル・ピアノアルバム「夢の途中」を発表 。近年、アーチストへの楽曲提供も行っている。 2012年 新進気鋭のアーティストに贈られるアメリカの S&R Washington Award 受賞。 2017年 ワシントンD.C.にて歴史古い National Cherry Blossom Festival のオープニングアクトの作曲・出演を務めた。