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2001年から活動し、国内ポストハードコア/エモシーンに影響を与えた日本のポストハードコアバンドthe north end。2008年にリリースされた2ndアルバム「幻想平和にさよなら」が、ついにサブスク解禁。
当時、吉祥寺WARPで働いていたメンバーは、そこでそれまであまり聴くことのなかったレゲエ・ミュージックに出会った。
単にレゲエを好んで聴くようになっただけでなく、そのルーツや原動力であるラスタファリ運動にも刺激を受けた。
優しさとは何か?
それは隣の仲間のためのものなのか、それとも、まだ見ぬ遠い土地の人々に対しても抱けるものなのか。
私たちが生まれる前を生きた人々、そして私たちが死んだ後に生きる人々――時空を超えた人々のためにも、抱くことができるものなのか。
守るとは何か?
戦うとは何か?
対岸が燃えている。傍観する私たち。
映画を作るようなイメージで描かれた「SCENE57」のリリック。
歌詞を書くというより、物語を作る試み。
カット割りを82まで作り、その中から抜粋したシーンが歌詞になっている。当然ながら、地獄のように時間がかかった。
初期衝動とは別の原動力を見つけ、the north endとしてどう表現していくかを模索していた時期。
世界が一気に広がったあの頃の感覚が、赤裸々に詰まった作品になっている。
2001年結成。ロック、プログレ、ハードコアなどのジャンルを軸に、ラスタファリズムやレゲエカルチャーに影響を受けたダブサウンドをMIXし、多角的なアレンジで主張する最早ジャンル不明のポリティカルバンド。 heaven in her armsとのツアーや、Merzbowやstruggle for prideと言ったノイズ・ハードコアバンドとの共演、THE HEAVYMANNERSや DUB4REASON等のダブバンドとの共演や、killie、curve、negoと言った多彩なジャンルのバンドとの2マンライブ等、独自の視点でジャンルを横断したライブ活動を展開。 ライブではPAエンジニアとは別にダブエンジニアも加え、リアルタイムにディレイ、リヴァーヴ処理を施している。 ライブ時にはバンド4名、エンジニア2名、計6名一個小隊となるレベルミュージックである。