

静かな波が
落ちてく意識
名前を呼んでも
少し遠い
白いライトが
にじんだままで
境目だけが
ほどけていく
GABAに触れて
沈むスイッチ
張りつめていた
神経がほどける
速く静かに
意識は薄れて
まぶたの奥へ
夜が差し込む
痛みを消すような
役目じゃないけど
眠りの入口を
きれいに作る
深く落ちても
流れは乱さない
拍も圧も
大きくは揺らがない
派手な顔せず
仕事を果たす
静かなままで
輪郭を変える
エトミデート
透明なドア
意識の向こうへ
そっと運ぶ
エトミデート
速やかな影
眠りを呼んでも
痛みは別だ
エトミデート
静かなままで
循環の波を
なるべく崩さず
ただ深く
ただ淡く
意識を遠ざける
- 作詞者
鮫島宏明
- 作曲者
鮫島宏明
- プロデューサー
鮫島宏明
- 共同プロデューサー
鮫島宏明
- マスタリングエンジニア
鮫島宏明
- シンセサイザー
yadorigi

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エトミデート
yadorigi
『エトミデート』 は、意識が静かに遠のいていく瞬間を、冷たさではなく“透明な移行”として描いた楽曲です。
白いライトがにじみ、境目がほどけ、張りつめていた神経がゆるんでいく。
この曲が見つめているのは、感情の爆発や劇的な崩壊ではなく、
速く、静かに、深く、意識が薄れていくあの感覚。
タイトルにもなっている「エトミデート」は、派手にすべてを変える存在ではなく、
大きく乱さず、しかし確かに輪郭を変えていく“静かな作用”として描かれています。
眠りの入口をつくること。
循環の波をなるべく崩さずに、意識だけを遠ざけること。
その働きを、医学的な言葉と詩的な感覚のあいだで丁寧にすくい取っている。
『エトミデート』 は、眠りでも死でもなく、その手前にある繊細な境界を、美しく静謐なサウンドで描いた一曲です。
感覚がほどけていくあの瞬間に潜む、不思議な静けさと透明感を音にしています。
アーティスト情報
yadorigi
yadorigi は、朝・昼・夜の感情を音にする。 アサノネは朝の再起動。 ヒルノネは昼の思考整理。 ヨルノネは夜の祈りと共感。 和の響きと現代の言葉で、 孤独、揺れ、思考、余韻、希望を描いています。 朝が重い日、 考えすぎる昼、 眠れない夜に。 あなたの今に合う音を...
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