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後世に受け継がれる名アレンジの響演!
近年様々な歌劇作品からの編曲が注目される中、2014年全国大会において3団体もが取り上げたプッチーニの傑作オペラ『蝶々夫人』より「これぞ決定版!」と言えるアレンジが登場。劇中に歌われる名場面の数々が、美しい音楽とともに存分に味わえる構成となっています。また、北アメリカ大陸最長を誇る大河を描いたグローフェの『ミシシッピ』組曲はその流域にまつわる音楽が詰まった壮大な情景を思い起こさせる、楽しさ溢れる作品。
その他にも歌劇から新たにアレンジされた『オイリアンテ』序曲や『リナルド』より“私を泣かせてください”など原曲が持つ世界観を踏襲しながらも吹奏楽の可能性を追求した編曲者の“こだわり”が凝縮された名アレンジとなっています。
それぞれの音楽の魅力をいかにして伝えるか。各編曲者の熱い想いが音となって生まれ変わる瞬間をお楽しみ下さい。
陸上自衛隊中央音楽隊は、1951年(昭和26年)6月、陸上自衛隊の前身である警察予備隊の音楽隊として発足し、以来70年以上にわたって日本を代表する吹奏楽団として歴史を積み重ねてきた。 防衛大臣直轄の音楽隊である中央音楽隊は、国賓・公賓の歓迎行事での特別儀じょう演奏を延べ100ヶ国、1500回以上行い、これらの功績により2015年、内閣総理大臣「特別賞状」を受賞した。 また、オリンピックをはじめとする国家的行事にも数多く参加し、首都圏で開催される定期演奏会及び室内楽演奏会、全国各地へのコンサート・ツアーやオフィス街におけるコンサートのほか、日本武道館で行われる自衛隊音楽まつり、陸海空自衛隊合同コンサート、21世紀の吹奏楽“響宴”やジャパン・バンド・クリニックへの出演、CD録音など多彩な演奏活動を行うとともに、全国の陸上自衛隊音楽隊員に対する教育も担当している。 さらに、韓国(2002年、04年、11年)、フィンランド(2014年)、英国スコットランド(2017年)、ロシア(2019年)の国際軍楽祭に参加や、米国陸軍軍楽隊・海兵隊軍楽隊、ドイツ連邦軍参謀軍楽隊との共演、ミッドウェスト・クリニックへの出演などを行うとともに、2015年からはパプアニューギニア国防軍軍楽隊の能力構築支援を行うなど、音楽を通じた国際交流に貢献している。
ブレーンミュージック