リリース日: 2026/08/27
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月へ帰ることが、怖いんじゃない。
この地上を、忘れてしまうことが怖かった――。
『かぐや姫 - Don’t Take Me Away -』は、日本最古の物語のひとつ『竹取物語』をモチーフに、かぐや姫の心を新たな視点から描いた三味線 × Detroit Trap。
竹から生まれ、美しい姫と讃えられ、求婚者たちから宝を差し出される日々。
けれど、誰も彼女に聞かなかった。
「お前は、どこで生きたいんだ」と。
春には桜が散り、夏には蛍が舞う。
秋には虫の声を聞き、冬には雪を眺める。
永遠ではないからこそ美しい、地上の時間。
泣くことも、恋することも、別れを惜しむことも知ったころ、空には迎えの月が昇る。
天の羽衣をまとえば、悲しみも未練も消えてしまう。
けれど――
悲しみを失うことが、幸せまで失うことなら。
永遠なんぞ、いりゃしない。
鋭く切ない三味線の響きと、重く沈む808、Detroit Trapのビートに乗せて描くのは、月へ帰る運命に抗う、ひとりの姫の物語。
帰りたくないのではない。
愛したことを、忘れたくない。
月が綺麗でござんすね。
だから今夜は、見たくありやせん。
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。