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米国のブラス・ロック・バンド、シカゴが1970年に発表した『Chicago II(邦題 シカゴと23の誓い、Chicago)』からシングル・カットされた曲「25 or 6 to 4(邦題 長い夜)」は、最高位4位を獲得し、彼等にとって初の全米No.5入りとなった記念すべき曲です。
この曲でも西村ケントのオリジナル・アレンジは冴えわたり、有名なギター・リフからスタートするこの曲の、繰り返されるそのフレーズをペース・パートで終始プレイし続けられます。それは、故テリー・キャスによる最初のギター・ソロでも休むことなく続き、ケントのパフォーマンスが、この曲で別次元の領域に入った事を示しています。二度目(エンディング近く)の約11秒のギター・ソロ・パートは、
ダビングされている事をケント自身が公表していますが、それ以外はすべてギター1本による一発録音。ドラムス・パートをキープし、楽曲のダイナミックスを保ったままの演奏は、見事というしかありません。
2003年3月、大阪生まれ。5歳でギターに触れ、6歳のときに押尾コータローの演奏に衝撃を受け、ソロ・ギターに傾倒。 2015年、12歳でデビュー・アルバム『First Step』をリリースし、世界的ギタリストのトミー・エマニュエルらから絶賛される。 2017年、「Fingerpicking Day 2017全国大会」でグランド・チャンピオンを含む3冠を獲得し、同大会の最年少記録を更新。同年8月にはトミー・エマニュエル東京公演でスペシャル・ゲストとして出演。 その後も国内外で活躍を広げ、2021年にはアメリカの大手音楽出版社Hal Leonardからギター楽譜集『Kent Nishimura’s Fingerstyle Solo Guitar Songs』を出版。 2023年には香港でのソロ公演を成功させ、同年8月にはクリストファー・クロスが自身の公式Facebookでケントの演奏を絶賛するなど、世界的な注目を集める。 2024年4月にはカナダ出身のソロギタリスト、ドン・ロスとの共演ツアーを行い、全11公演を成功させた。 圧倒的なテクニックと独自のアレンジセンスで、国内外の音楽ファンやアーティストから高い評価を受ける、次世代のフィンガースタイル・ギタリスト。
Slice of Life Records