Lyric

遠く騒めく　夜の端

息が途切れる 程 何も見えない

崩れかけた　胸が軋んで

ふと、巡り合った終幕夢舞台

色も笑顔も　消えた日々

僕はそんな　世界に立っていた

消えかけの　ライト

ほつれた赤い幕　静寂に包まれた

光無きスポット　照らされる道化師

その手には、見覚えある…何か

Koi-Koi　静かな　囁きが

冴えない　僕の心臓を

突いて響く 仄かな調べ

時間を　忘れた遊戯

Koi-Koi,と　重ねる度に

忘れかけた　この鼓動が

奇妙に踊りだした

(Drip… Drip…)

頬には 涙のペイントで

道化師は優しく　笑ってる

(Trick or tears?)

これは・・・　誰のためのショーなの？

観客はもう　居ないのに

冷えたベンチ 　古びた道化帽

命の淵で 　揺れる僕に

ここに座れと　優しく手招きを

(It echoes in emptiness…)

Koi-Koi　胸に響く

この一枚の 花かるた

捲れば幻　開演

呼吸が 少しあたたまる

暗闇の中 Koi-Koi 交わす微かな笑み

僕の一瞬の光

かるたが　舞う

鐘の音も 何もない

鼓動唸る　道化師の瞳は

漆黒なのに　輝く光

揺らめく　生と死との狭間

また　Koi-Koi と植え付ける

Koi-Koi　がもっと聴きたい

この手に　残る光札

道化師の　微笑み

自然と　僕も笑ってた

消えそうなランプ 顔上げると

空がうすら明け　もう一度

来い来いと　 囁くんだ

サーカスは　終わり

心に残る　温もり

(Warmth in the void)

つらい時思い出す あの手触り

かるた握り　静かな余韻

Koi-Koi　また会えるかな？と　ヒトリゴト

僕の夢は　まだ終わらない

And the curtain never truly falls