weaksual Front Cover

Lyric

shiremono

Loojy

思い描く理想の報酬は

どうせ叶わないから放っといて

闇も光も大差ないこの泥濘の中逃げ込んだ

何か一つあればいい たった一つあればいい

決死の手探り虚しく 泥の中空を切った

作り笑いじゃないよ本当に

だって最初からそうだから

死ぬ程つらい思いしても生きてる奴らの土台になるだけ

分からない事は分からないって

ちゃんと言ってって言われるから

じゃあ言わせて貰うけど

わかっていた事もわからない

愛されたくて使う心が

全部裏目の痴れ者の僕

他人と自分に言い聞かせてる

「何ともない」そんな筈ないのに

ただ未来の話をしてるだけ

その場しのぎって分かってるけど

何かしなきゃいけなくて

思い出話は今より美しくて

裏切らないから

そばに居たくて選ぶ言葉が

全部裏目だ 知れ物を僕

他人と自分に言い聞かせてる

「何とかなる」そんな筈ないのに

奇跡なんてもんは無くて

ただ自分と他所の鼓動が重なりかけただけ

どうしてこうなのかな

誰かの声も音も聴こえない

僕はひとりだ

いつも自分に言い聞かせてる

「何ともない」

何ともない

心も愛も忘れたのかな

何も分からない 知れ者の僕

いつか全てが変わる日が来て

「何とかなる」そんな筈ないのに

「何ともない」そんな筈ないのに

  • Lyricist

    Kohei Ouchi

  • Composer

    Kohei Ouchi

weaksual Front Cover

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「心が表現を欲しがって、声が行き場を欲しがった。」LoojyのVo.Gt大内康平の楽曲は、そうしていつのまにか生まれるらしい。初のフルアルバムとなる「weaksual」は、weak(弱い)とusual(いつもの)を組み合わせた造語である。強く在る事ではなく、弱さを認め、共に歩む事を選んだ今作は、"ありのままの自分を愛し、そして愛して貰いたい"という大内康平の、そしてLoojyの強い思いが込められている。
リードトラックでありながら悲しい程に愚直な愛を歌った「からの声」や、不器用な人間を皮肉たっぷりに表現した「知れ者」などのダークな一面もあれば、キャッチーさを持ち合わせた「パロディ」「内部構造」、これまでの広く捉えた音像とは逆のミニマムさを内包した「雨のち」など、"弱さ"という一貫したテーマを持ちつつも、サウンド、アレンジ面においてもバラエティに富んだ作品となっている。
「Loojyとして、"届ける事"を強く意識している」と大内は言う。これからどう動いていくのか楽しみなバンドであり、楽しみな一枚である。

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