Lyric

よーいの合図で

打ち鳴らされた音頭が

遠くで響いてる

明日も晴れるようにと

祭りは人混み

押し流されるようでは

変わらないままで

撃ち抜いてくれ

どうも当たらないや

あの木札が遠くて

背伸びしている

僕らの泡沫の夜よ明けないで

闇に紛れずにあかり灯して

いつまでも泡のように浮かぶのなら

スーパーボールを掬い上げ

跳ね返して

ねぇ

どこへ行けども

人だかりが通せんぼ

それでも私は

迷子とひとりぼっち

祭り日だろうと

変われないことだって

虚しくなるから

切り抜いてくれ

どうも型違いだ

悔しがって仕舞いに

欠片を食べた

僕らの泡沫の夜よ明けないで

花火の音には震え上がれよ

いつまでも転がる空の星達よ

今日は見えなくなっても

夜光になれ

ねぇ

掬い上げられない

モノばかり溢れてる

そんな想いだけで

身体を動かしてる

綿菓子のように

溶けてしまうのならば

紐を引き締めて

持ち帰りできますか

僕らの泡沫の夢よ覚めないで

闇に紛れずにあかり灯して

いつまでも泡のように浮かぶのなら

スーパーボールを掬い上げ

跳ね返して

割れないように掬い上げ

箱に詰めて

ねぇ