白く燃えて
永遠に忘れ
一本の葦
其れ即ち考える葦
今の自分を肯定し続けろ
其れが生の獲得
山にこもり 学び 書き溜めた
吐きたい事柄が抑えきれなくなったが故
街に降り教えを説いた
人生を紐解いた
結局其れは
人から見れば奇妙な老人だった
寄れた身なりいでたち
いらぬと排斥され石を投げられた
だから皆と同じ服を着て
世に出したそれが物語となった
音楽の振り出し
大衆にわからせるための手法技法
その一つに過ぎない気づきすぎた
人間が始めた喜劇
終着駅のホームだと気づき
戻らないと誓った片道切符
ならばどこに乗せる音に乗せる
これが勝ち得た表現方法
自分だけが気づいてるふり
がださいと気づき
矛盾した今を吐き出せ
それだけ
したかしてないかなんて
重要ではないぜ
今何を成せるかを試せ
救われているときは気づかない
人間そんなもん
答えのないものならば
求めず眼開けろ
今目の前が綺麗なことにだって気づけるはず
ウスバカゲロウ
おれは考えることに人生を使う
浪費しない魂
言の葉の庭に咲く一輪のかけら
人の心に借りぐらし
ありえない空想の話
平凡な物語の中で立ち返るばかり
人のはかりで悩み 苦しみ
考えることで実感する生
しらないうちに人のせい
たかだか言葉書くだけのことさ
孤独だったから感じられる当たり前に感謝
人生を棒に降っちまったがゆえに
今日からは貧乏人
それでも幸せに向かうホーミー
俺に息づいてる先人たちの吐息が
今背中を押してくれる気がしてる
不確かなオリジナルストーリーを書き上げる
人はどこかで考えることをやめる
傲慢でもいいから何かを残したい
伝えたい
狭間の世代激変する社会を背に
昭和平成初期その古き良き時代に
息づいた価値観を肌で感じ
失われたものと得た利便さ
そのさなか揺らいだ価値観と
見出された人間のありかた
流れ混む人の波どこか関係のないふりの社会
可愛い子は見ているだけで過ぎ去るのに
存在すら認識されずにすれ違っていく運命のカルマ
そんな中出会いわかり合う幸せ
近づくごとにわからなくなる甘えと大切さを胸に
ゆこう もう少しだけ
ゆこう 逃げぬからさ
つらい つまらぬ 捨てた昨日
選んだんだろう 吐いて捨てたろ
脱ごういらぬ衣を
ゆこう キミの元(トコ)へ
暗い くだらぬ 捨てた過去を
悔やんだんだろう まだ生きているだろ
ゆこう もう少しだけ
ゆこう その身一つで
つらい つまらぬ 捨てた昨日
選んだんだろう 選んだんだろう
ゆこう もう少しだけ
ゆこう 事切れるまでは
命燃ゆる 青く滾る
望んだんだろう 誰かの希望を
- Lyricist
Mageole
- Composer
Mageole
Listen to penser à roseau by Mageole
Streaming / Download
- 1
WASURENAGUSA
Mageole
- ⚫︎
penser à roseau
Mageole
- 3
Made In Ole
Mageole
- 4
Hakuchumu
Mageole
- 5
pupa
Mageole
楽曲作りから歌、ラップの録音まですべて一人で
全部iphoneで作りました
ガレージバンドで作ること
そして悩みや音楽のあゆみを段階的に表現することを今回のテーマに設定しています。
断片的だった感情をディストーションが重めにかかった単純なループのトラックに乗せて、ボーカロイドや私がみてきたニコニコ動画などの一人でこもる陰鬱とした部分、でもそれは人に表現する際に明るい音となる
”勿忘草”ではじまりその思いは忘れないでほしい。という花言葉を生み
断片的だった感情は次第に意志を生み自我を形成し葛藤を生んでいきます。
そして時にそれは自分に、相手に向くのでしょう
最後の
ピューパ
とは英語で蛹(さなぎ)のことを言います。
サカナクションの曲でモスという曲がアイデンティティについて歌っていて私はこの曲が好きで
そこに少しかけるように
蝶々の蛹と私を重ね、そして人を重ね書いた曲です。
ミニアルバムを通して
新しく、かつiphoneのみで。
自分が16歳の時にバンドをはじめて無敵だったあの頃のように。
iphone一台あればなにかストーリーがはじまるんだと、少しだけ下の世代にも提示したかった。
そんな30代後半の願いやメッセージのこもったミニアルバムになっています。
是非気に入ったら偉い人に勧めて広げてください
Artist Profile
Mageole
I also play music because the music of the world gives me the strength to live. From Japan with love
Mageoleの他のリリース
HIROSHI_Record