with iPhone Front Cover

Lyric

pupa

Mageole

これは俺自身の勝負で

これで伝わらないなら

俺の人生に価値などなくて

0から1で作りあげる音と言葉

しらざぁいって聞かせやしょう

地元は愛知

3歳でバイオリン 鳴らすドレミ

洋室なのに床で育ち

借りぐらし今もその日暮らし

夜通し今も歌詞で雨降らし

濡らすわれの心かな

カナ文字文化受け継ぎ

込める文学的価値をヒップホップに

にわかだからこそできるオールMIX

チョッキ着せられて

名家のままごと

ポッと出の

俺にふさわしき出生

本当は使いたいスタジオに楽器

いまはこれが俺のバンドさiphone

これが引きこもりなりの美学で

磨いた人生 息引き取るまで

先人たちから受けついだタスキを

また誰かに渡すために

たぬきじじいにはならねーよって

子供の頃には思ってたはず

忘れることなかれ

未来の子供たちのために

HOW MANY

まだどれくらいかかるかわからぬ

でも諦めぬのが俺の役目

さぁ飛べ

羽開く 時は来た

風が吹くぞ

揺れる葉

しがみつくとも

いつになっても飛べやしないさ

蒼くて なにもかも

吸い込まれてしまいそうさ

どれほど 恐ろしくとも

いつか君も向かうだろう

ひとりもんにふさわしきヒップホップ

どらえもんが教えてくれた宇宙のワープ

ほら君の心にも通り抜けフープ

オンラインで開くどこでもドアさ

想い巡ればほらタイムマシーンが連れってくれる

過去に未来に

いくらでも変えられる現在地点

プロセスばかりに目を当てる女子ども

結果至上主義の男たち

それすらも途中経過だと気づけたら

もう少し豊かなんだろう

なぜ反目

俺はいま18の時望んだように

大都会ひとり佇み揺れるこの心

これが望んだ未来に向かうのか

たまに憂う

無駄に仕分けされたカテゴライズに

過剰な礼賛で消耗されてく

さぁ飛べ

羽開く時はきた

風が吹くぞ

ゆれる葉しがみつき

落ちずともいつか朽ちてわするる

愛した

同じだけ愛される

誰がいった?

愛されたくばだれより

碧く高く一人舞え

  • Lyricist

    Mageole

  • Composer

    Mageole

with iPhone Front Cover

Listen to pupa by Mageole

Streaming / Download

  • 1

    WASURENAGUSA

    Mageole

  • 2

    penser à roseau

    Mageole

  • 3

    Made In Ole

    Mageole

  • 4

    Hakuchumu

    Mageole

  • ⚫︎

    pupa

    Mageole

楽曲作りから歌、ラップの録音まですべて一人で
全部iphoneで作りました
ガレージバンドで作ること
そして悩みや音楽のあゆみを段階的に表現することを今回のテーマに設定しています。
断片的だった感情をディストーションが重めにかかった単純なループのトラックに乗せて、ボーカロイドや私がみてきたニコニコ動画などの一人でこもる陰鬱とした部分、でもそれは人に表現する際に明るい音となる
”勿忘草”ではじまりその思いは忘れないでほしい。という花言葉を生み
断片的だった感情は次第に意志を生み自我を形成し葛藤を生んでいきます。
そして時にそれは自分に、相手に向くのでしょう

最後の
ピューパ
とは英語で蛹(さなぎ)のことを言います。
サカナクションの曲でモスという曲がアイデンティティについて歌っていて私はこの曲が好きで
そこに少しかけるように
蝶々の蛹と私を重ね、そして人を重ね書いた曲です。
ミニアルバムを通して
新しく、かつiphoneのみで。
自分が16歳の時にバンドをはじめて無敵だったあの頃のように。
iphone一台あればなにかストーリーがはじまるんだと、少しだけ下の世代にも提示したかった。
そんな30代後半の願いやメッセージのこもったミニアルバムになっています。
是非気に入ったら偉い人に勧めて広げてください

Artist Profile

HIROSHI_Record

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