

押し入れの奥から、カビの匂い
けどな、ワイはそれ嗅ぎ分けられるで
なんでって?
ワイの胸の奥のほうが、もっと先にカビてもうとるからや
窓開けても、空気は変わらん
部屋の湿気と、ワイの“後悔”が
見えんまま、ぐるぐる回っとる
なんで誰も気づかへんねん?
「なんか元気ないな」って
言うてくれるヤツも、今はおらん
自分で自分の声、聞き取れへん
心の換気、どないしたらええねん
カビル、ココロ。乾かしたはずの涙が
カビル、ココロ。また染み出してくる
カビル、ココロ。ずっと放置してた感情が
黒ずんで、じゅわって音立ててる
カビル、ココロ。触れんといて、そこはもう
カビル、ココロ。誰にも見せられへん
カビル、ココロ。傷があるんや
笑ったら剥がれるから、ほっといて
風呂場の天井の黒いカビ
見上げるたびに、ワイの心臓が痛い
だって、あれとワイ
おんなじスピードで腐ってる気するんや
晴れ間を待ってるワイがおるけど
ほんまは、
晴れてまうと 全部バレる気する
この曇天こそが、ワイの偽装や
カビル、ココロ。「大丈夫やで」って言うて
カビル、ココロ。乾燥剤みたいに
カビル、ココロ。希望吸い込んで
袋の中で、ポロッと崩れてく
カビル、ココロ。いつか誰かに届くかな?
カビル、ココロ。せめて気づいてくれ、
カビル、ココロ。離ればなれになっても
「ここにまだ、生きとるで」って
除湿機の音だけが 部屋を支配してる
ワイの心にもスイッチ欲しかった
“もうカビとる”って言われたら、
「せやろ?」って笑って返すつもりや
- 作詞者
†Shi’roi†WAN:CO
- 作曲者
†Shi’roi†WAN:CO
- プロデューサー
†Shi’roi†WAN:CO
- ボーカル
†Shi’roi†WAN:CO

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カビルココロ
†Shi’roi†WAN:CO
shiroiwancoが贈るニューシングル『カビルココロ』。
押し入れのカビ、部屋にこもる湿気、鳴り続ける除湿機。そんな日常の風景を、心の奥に放置された後悔や孤独、誰にも見せられない傷と重ね合わせた一曲です。
「もうカビとる」と笑いながらも、本当は誰かに気づいてほしい。乾かしたはずの涙がまた染み出しても、それでも「ここにまだ、生きとるで」と声を残す。
重く切ないテーマの中に、ユーモアと人間臭さ、そしてほんの少しの希望を込めた。
心にスイッチはなくても、窓は開けられる。
『カビルココロ』は、うまく笑えない夜を生きるすべての人へ届ける、湿っぽくて、切なくて、それでもどこか温かいロックナンバーです。
アーティスト情報
†Shi’roi†WAN:CO
†Shi’roi†WAN:CO(シロイワンコ) 関西魂をむき出しに、笑いも迷いも痛みも全部ロックに叩き込む音楽プロジェクト。 「大丈夫やなくても、生きてええ」 「誰かの正解やなく、自分の心で選んだ道を進め」 そんな、日々の中で言葉にできへん感情を、真っすぐな歌詞と、熱く激しいロックサウンドで鳴らしている。 強さだけを歌うんやない。 弱さも、後悔も、孤独も、笑える失敗も、全部ひっくるめて人間や。 白犬を象徴に、シリアスと笑い、光と闇、切なさと前向きさが交差する独自の世界を展開。 黒も白も、どっちもワイや。 誰かの心にそっと寄り添い、ときには思いっきりツッコミながら、今日を生きるための一歩を音楽に変えて届ける。 それが、ShiroiWAN:CO。
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