世紀末新鋭霊滅隊 ― 巨大女郎蜘蛛アリアドネ掃討戦 ―のジャケット写真

歌詞

世紀末新鋭霊滅隊 ― 巨大女郎蜘蛛アリアドネ掃討戦 ―

SilentNoise

[Intro](Communication noise/Woman whispering)

──こちら第七中隊、ロドリネ中枢目前。

「目標、巨大蜘蛛体確認」

(低く重なるコーラス)

黒い雨、鉄の臭い、

沈む街の鼓動が止まる。

瓦礫に刺さる電線が、

雷のように空を裂く。

死んだ世界に灯る光、

それは人の祈りだった。

[Verse 1]

焦げた標識、崩れたビルの影。

ガスにまみれた風が頬を切る。

舗装の割れ目から覗く白骨、

その上を、鋼の脚が踏み潰す。

「見ろ、奴だ…!」

隊員の叫びが夜を裂く。

月を背に、八つの影。

その中心、女の顔をした蜘蛛が嗤う。

アリアドネ――

かつては聖堂の巫女、

今は人を喰らう神の器。

その目は、理性の残滓すら喰い尽くす。

[Pre-Chorus]

誰かが呟いた「神はいない」

だが、我らの手に宿るのは霊葬の光。

人が創りし最後の奇跡、

魂を焼く、希望の刃。

[Chorus]

撃て、撃て、撃て――!

この腐り果てた空に、祈りを撃ち込め!

アリアドネ、その巣を断ち、

絶望を糧に立ち上がれ!

霊滅隊、魂を燃やせ、

終焉を超えて――まだ、生きろ。

[Verse 2]

崩れた大聖堂、ガラスの欠片が

光を反射して血の色に染まる。

蜘蛛糸が塔を包み、

人々の亡骸を繭に変える。

白い繭の中から、

誰かの声が漏れる――

「まだ…助けて…」

その声を聞いても、彼らは進む。

銃声の連鎖、

熱線が空を焼き、

金属と肉の臭いが混ざる戦場。

人の形をした勇気が、

闇を押し返す。

[Bridge](Silence, Whispers and Orchestra)

──「霊葬、起動」

祈りの言葉がコードとなり、

装甲の隙間から白い光が漏れる。

霊の声が聞こえる。

「お前たちはなぜ、まだ抗う?」

――答えは一つ。

「ここが、俺たちの星だから。」

巨大蜘蛛が吠える。

八つの脚が大地を砕き、

その影が空を覆う。

だがその時、

一筋の光が、闇を裂いた。

[Chorus]

撃て、撃て、撃て――!

この血に沈む世界を照らせ!

アリアドネ、その巣を断ち、

恐怖の糸を焼き尽くせ!

人の意志、それが炎、

霊滅隊よ――魂で抗え!

[Outro](Whispering, in silence)

戦いのあと、静かな風が吹く。

焼けた空気に混じるのは、誰かの涙。

瓦礫の隙間から、小さな花が咲く。

その花を見て、

ひとりの兵が呟いた。

「俺たちは…まだ、生きてるな。」

(A broken radio chimes in the distance.)

――「こちら霊滅隊、本任務、完遂……」

(A faint laughter disappears into the sound of the wind

  • 作詞者

    SilentNoise

  • 作曲者

    SilentNoise

  • プロデューサー

    SilentNoise

  • ギター

    SilentNoise

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    SilentNoise

  • 2

    『霊葬夢幻』――蒼き刃に宿るは皆の祈り

    SilentNoise

人類は滅びの一途を辿りつつあった。巨大隕石落下、そこから生まれたクリーチャーが世を壊し  怪異が猛威を振るう。街は廃墟と化しやつらの巣窟となった。  そんな中人類はまだ諦めていなかった。霊を認知し破壊する新兵器『霊葬』、またクリーチャー討伐のための装甲を手に新鋭霊滅隊を結成し、まずは中枢ロドリネを取り戻すため蜘蛛の根城に挑むのだった

アーティスト情報

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