泣き出すまいとのジャケット写真

泣き出すまいと

リリース予定日

2025-08-09

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トラックリスト

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前作からかなりスパンが空いた待望のリリース!
果てしなく続くスランプにもようやく限りが見え始めた一作。

「泣き出すまいと」
1.捕芸船
2.ミニチュアローズ
3.ステイ2時間
4.心地よい
5.真夏の撮休
6.泣き出すまいと
7.しらふ

やはり気温が上がると共にペースも上がり始め無敵な人に成るまでそう時間は要しませんでした。
基本的には季節感を詰め込んでますが、当然それだけでは終わりません。

一曲目は浅草の捕鯨舩に行った時の衝撃をそのまま落とし込みました。もともとインストにしようと思っていたのですが結局ほぼフルでラップしてます。「どうせならスタジオ入ってみよかなって思わせたいよな」というラインは浅草の先人の芸人達が「断ち切るだけが技術では無いわさ」と私に強く下町チューハイの中から訴えて来たからです。BEATはだいぶローファイにして高音はほぼ無いです。

二曲目のミニチュアローズに関しては最近では一番お気に入りかも知れません。特に決定的なテーマはありませんが、何故か一番気持ちが入ってるなーと感じます。リズムが三連符?の様な感じでしたのでリリックが上手くハマらず何度も書き直すはめになった所は嫌でした。BEATが2MIXでSP404から直録りしてる所も正直たまったもんじゃないです。ハンターハンターで五番目に好きな技(貧者の薔薇)でもあります。

四曲目から六曲目にかけては全て季節の曲で春、夏、夏と続きます。
真夏の撮休に関してはピアノにまた別のピアノを重ねてアメリカやイタリアとかじゃなく日本の夏を表現出来たと思います。歌詞はこのEPのなかで一番テキトーです。泣き出すまいとに関しては七夕の曲を作りたかったんですが結局またテーマは距離になってしまいました。

SKITのインストに関してはお口直しとして自分の思うHIPHOPを完全にやろうと思って作りました。前作の「いつも胸中」の時もSKITを入れたんですが思いの外インストでも再生してくれたので味をしめております。こちらは2MIXでMPC1000→MPC ONE→SP404というろ過工程を経て浄水場の様にDOPEな質感だけを抽出しております。

今回もミックスは西澤先生、マスタリングはりんご師匠となっております。
西澤さんは声の処理が本当に上手く太くMICの性能を生かしてくれます。特にミニチュアローズとかはトラックが2MIXなのにここまで自然に馴染ますかと驚きました。ワックなエンジニア(通称:WACK ’IN E)だと歯擦音を削りすぎたり低域を削りすぎて抜けてるけど声が細いとか音量差があったりと「ねぇ私糞忙しい これに割く時間ほんとはない」
ムーブを何度もカマして来るんですが西澤さんは余計なことは極力しないでくれるのでそれだけでも助かります。人間関係と一緒で余計なことをしないが大人になればなるほど強力な武器になることを知りました。
リンゴ師匠も非常に丁寧で曲間の空白(ブランク)の時間を何秒にするかいつも相談してくれるのですが、私はジョンケージでも無いので沈黙で芸術を語る脳みそは無いのでいつもお任せにしております。仕上がりはいつも優しい感じにしてくれるのでozone9 の限界をいつも私にレクチャーしてくれます。
AIによってミックスやマスタリングは将来無くなると言われてますが、やっぱ人力って暖かいなとつくづく思いました。
あのアッシュリンクスもそれを使うのはhuman(人間)だろ?とおっしゃっております。

この話だけで5時間浅草で飲めるのでここで終わりにしておきます。

今回もMPC1000とSP404(OG)をフルで使ってます。恐らく使ってない曲はほぼないです。
MPC ONEからMPC1000にしてから本当に不満がなくなりました。特にSKITのしらふなんかは自分の理想の出音(DOPE)にかなり近いので嬉しいです。

この話だけで5時間飲めるのでここで終わりにしておきます。

アーティスト情報

  • SHU-THE

    そのSTYLEは鈴木優香の様なあどけなさにどこか江戸切子の様な危うさを全身に散りばめ、ある時はクロード・モネの様に光を操り、そこは思い出の深海の底まるで初期作品当時の新海誠。ランドよりはSea、真っ赤な目をした風早君、恋するレーベルRepresent、スーパーの裏でアレ吸う一人、江戸川下り専門のモノホンDope Specialist、元カノもBad入る永い言い訳。 ノスタルジックなピアノラインに感傷的な言葉達を従え、術の穴のコンピレーションやブーストコンピへの参加、DJ6月音源集への参加、観音クリエイション「心白」への参加、DJ IKIPEDIA の「Street Tellers」 への参加、WAZGOGGの「Sentence」へ参加。 不可思議/wonderboy が描いた詩と音楽のお祭り LOW HIGH WHO? の主催するPOETRY FES への出演。舞台監督として活動するPON氏 主催のWALK THIS WAYでは般若、RADIOTS、四星球 を迎えO.Aを務めた。他にはTMCSの審査員を務め、メディアでは日本語ラップ番組らっぷの時間に出演。 MICHITA 、観音クリエイション、呼煙魔、DJ6月、K.E.M、Laugh、WAZGOGG、 EQu yakko 、遊歩道、カオナシ、SHIBAO、yodaka、Kuwanoha、DJ IKIPEDIA、TAKUMI M 、PEACEの住人 などのトラックメイカー達との共演。 ラッパーで言えば 空也MC、Meiso、狐火、空廻、KAKU、楽団ひとり、SALPHA、ANCELLさん、GOMESS、日高大地、梅酢、C4、燈志籠、DEG、RYOTA MATSUZAWA、などMC達との刺し合い。 I’sみたいなHな恋愛からunderground まで幅広い楽曲スタイルが特徴。 https://linktr.ee/EdogawaMusic

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江戸川MUSIC