

昼の風
影 短し
刺さる光
簪
簪 揺れる 昼の呼び出し
わっちは わっちの ままで立つ
返せぬものは 恋か 傷か
光の中で 名を呑む
吉原通り 昼の音
下駄の響きが やけに近い
もらいしその日 唇閉じ
言葉の代わりに 髪を差す
ひとつの紅が 乱れぬよう
心は乱れを 知っている
取れば終わりと わかっていて
差せば続くと わかっている
簪 揺れる 昼の呼び出し
わっちは わっちの ままで立つ
返せぬものは 恋か 傷か
光の中で 名を呑む
誰のものでもない空に
わっちの影だけ 伸びてゆく
名を呼ばれても 振り向かぬ
それが強さと 決めた故
この光は 逃げぬ光
夜よりなお 暴き出す
簪ひとつ 差すだけで
わっちは 君を 捨てきれぬ
簪 揺れる 昼の呼び出し
わっちは わっちの ままで立つ
返せぬものは 恋か 傷か
定めと知れば なお熱い
光の中で 名を呑む
からんころんと 胸が鳴る
昼の光
影が残る
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

Liminal Reverie の“かんざし”を
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- ⚫︎
かんざし
Liminal Reverie
「かんざし」
昼三の光は、やさしくない。
短い影が、隠したつもりの想いまで照らし出す。
もらったかんざしは、飾りではない。
返せぬ恋か、消せぬ傷か――
そのどちらでもある証。
吉原の通りを歩く足音。
強くあろうとする女の横顔。
けれど髪にひとつ差すだけで、
胸の奥はまだ揺れている。
和楽器の刻みとブーンバップの鼓動が重なり、
昼の緊張と、言葉にしない愛を描く。
光のなかで立ち続けるための一曲。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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