闇に息づくもののジャケット写真

歌詞

百鬼夜行、美濃を歩く

ゆれいさくら

格子戸の並ぶ 濡れた帰り道

提灯だけが 揺れている

誰も居ないはずの 夜の道に

足音だけが 増えていく

閉ざした店の ガラスに映る

知らない顔が こちらを見る

振り向いたはずのない 路地裏から

濡れた下駄の音がした

夜はまだ 深くなる

月のない空が 嗤ってる

百鬼夜行 美濃を歩く

鬼も人も 境目はない

I hear them calling in the dark

「こちらへおいで」と 手を伸ばす

振り向いたら 最後

お前も列に 加わる

長良の水面に 揺れる灯り

河原を歩く 首のない影

土蜘蛛が 糸を垂らして

逃げる足を 絡め取る

牛鬼は橋の下で笑い

山姥は 優しく手を振る

鵺の声が 胸の奥で

「もう戻れない」と 嗤ったのさ

目を閉じても 聞こえてくる

祭囃子と 誰かの名前

百鬼夜行 美濃を歩く

赤い提灯 闇を照らす

The one you fear, the one you are

影はひとつずつ 増えていく

逃げてもまだ 聞こえる

お前の後ろで 笑う声

イザナミが 微笑んで

ツクヨミが 夜を閉ざす

ヤマトタケルは 剣を捨て

アマテラスさえ 目を伏せた

それでも列は 止まらない

古い町を 埋め尽くして

誰も居ないはずの夜に

誰よりも 影が歩いてる

百鬼夜行 美濃を歩く

まだ朝は 来ないだろう

I am the whisper in your soul

逃げたかったのは 自分自身

振り向いたら 終わり

名前を呼ばれたら 最後

その列はまだ 美濃を歩いてる

  • 作詞者

    横山智章

  • 作曲者

    横山智章

  • プロデューサー

    横山智章

  • グラフィックデザイン

    横山智章

  • ボーカル

    ゆれいさくら

  • その他の楽器

    ゆれいさくら

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音は、姿を持たない恐怖になる。
『鵺の呼吸』『月のない夜に 忍び寄る影』『百鬼夜行』『影はまだ美濃にいる』『わらべ唄』『黄泉の国』——

それぞれの物語は独立しているが、すべてがひとつの闇へとつながっている。

逃げる者たち。
追う者たち。
そして、二度と戻ることのできない場所。

これは歌ではない。
語りと言葉の在り方が織りなす、異世界の記録である。

目を閉じて、耳を澄ませ。
その音が聞こえたなら、まだ手遅れではない。

スポークン・ワード × ダーク・アンビエント × シネマティック・ホラー

音を通じて恐怖を表現し、心に描く。
メロディーではなく、在り方。
歌ではなく、記録。

耳で感じるホラー体験。

アーティスト情報

ゆれいさくら

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