面白鐘夢覚松葉由縁早苗二条之若塒箱ちょろけんのジャケット写真

面白鐘夢覚松葉由縁早苗二条之若塒箱ちょろけん

  • Apple Musicで聴く
  • Spotifyで聴く
  • YouTube Musicで聴く
  • LINE MUSICで聴く
  • Amazon Music Unlimitedで聴く
  • AWAで聴く
  • iTunesで購入する
  • Amazon Musicで購入する
  • recochokuで購入する
  • moraで購入する
  • Prime Musicで聴く
  • Amazon Music Freeで聴く
  • Deezerで聴く
  • KKBOXで聴く
  • dヒッツ powered by レコチョクで聴く
  • dミュージック powered by レコチョクで購入する
  • Music Store powered by レコチョクで購入する
  • music.jp STOREで購入する
  • ドワンゴジェイピーで購入する
  • animelo mixで購入する
  • K-POP Lifeで購入する
  • ビルボード公式(Billboard x dwango)で購入する
  • OTOTOYで購入する
  • mysoundで購入する
  • オリミュウストアで購入する
  • クラブZIONで購入する
  • レゲエZIONで購入する
  • DE-LUXEで購入する
  • auスマートパスプレミアムミュージックで聴く
  • Rakuten Musicで聴く
  • スマホでUSENで聴く
  • OTORAKU- 音・楽-で聴く
  • QQ Musicで聴く
  • Kugou Music で聴く
  • Kuwo Music で聴く
  • NetEase で聴く
  • TIDALで聴く
  • FLO で聴く
  • VIBE で聴く
  • Melon で聴く
  • Qobuz で聴く
  • genie で聴く
  • TikTokで使う
  • 面白鐘夢覚松葉由縁早苗二条之若塒箱ちょろけんのジャケット写真

トラックリスト

  • Play music

※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。

inspired by 紀海音 さかいみやげ『愛護若塒箱(あいごのわかねぐらのはこ)』(1722)
校注 黒木勘蔵解題
「塒箱(ねぐらのはこ)」とは、この零落した生活や、隠れ住む粗末な住処を象徴していると思われる。

あらすじ

1. お家騒動と継母の嫉妬
左大臣清平の後妻・六条姫は、前妻の子である愛護の若を疎んじ、実子の陽照姫ばかりを可愛がる。敵対する右大将有雄卿はこれを利用し、二条家を乗っ取ろうと画策する。

2. 濡れ衣と追放
六条姫と有雄卿一派の計略により、愛護は「家宝の太刀と唐鞍(からくら)を盗んだ」という無実の罪(濡れ衣)を着せられる。清平は怒り、愛護を勘当・追放しようとする。

3. 忠臣・早苗之介の苦衷
家老の早苗之介は、愛護の無実を知りつつも、表向きは主君の命に従うふりをする。彼は妻の常世とも離縁し(あるいは離縁を装い)、身をやつして愛護を守ろうとする。

4. 貧しい暮らしと「塒箱(ねぐらのはこ)」
家を追われた愛護は、早苗之介や常世の助けを借りて貧しい暮らしを送る。「塒箱(ねぐらのはこ)」とは、この零落した生活や、隠れ住む粗末な住処を象徴していると思われる。

5. 比叡山への逃避と再会
追手から逃れるため、一行は比叡山へ向かう。山中で愛護と陽照姫が再会する場面や、継母・六条姫の改心(あるいは因果応報)が描かれる模様。最終的に、愛護の無実が晴らされ、悪人たちが成敗される結末へと向かう。


【主要登場人物】
愛護の若(あいごのわか)/勝重(かつしげ)
主人公。二条家(左大臣清平)の若君。「勝重」とも名乗る場面がある。

左大臣 清平(さだいじん きよひら)
愛護の父。

六条姫(ろくじょうひめ)
愛護の継母。愛護を疎ましく思い、我が子(陽照姫)を可愛がる「嫉妬深い継母」として描かれる。

陽照姫(ほてるひめ)
愛護の異母妹(六条姫の実子)。母とは対照的に、兄・愛護を慕う優しい性格。

早苗之介(さなえのすけ)
二条家の忠臣。家老的な立場。

常世(とこよ)
早苗之介の妻。

右大将 有雄卿(うだいしょう ありおきょう)
敵役。清平と対立し、帝位簒奪や二条家のっとりを企む。

駿河の前司 国則(するがのぜんじ くにのり)
有雄卿の家来。悪だくみに加担する。

阿闍梨(あじゃり)/阿関梨
比叡山の僧。物語の鍵を握る人物として登場。


実際の台本のセリフから抜粋
「面白や。鐘(かね)に夢覚(さ)めて。ナホスさらばのちょろけんや」
「面白や。鐘(かね)に夢覚(さ)めて。ナホスさらばのちょろけんや」
志賀(しが)の山風吹き荒(すさ)み。釣(つり)する海士(あま)の舟ならで、焦れ焦る胸の火に。
塩こそ焼かぬ陽照姫(ほてるひめ)。
常世(とこよ)一人を力草(ちからぐさ)。
小松(こまつ)、若松(わかまつ)、踏み分けて。
恋する人に大比叡(おおひえ)や。
恋する人に大比叡(おおひえ)や。

「まだ解き初めぬ下紐(したひも)の、行方(ゆくえ)巡りたる二世(にせ)の縁(えにし)。
今より末は変らじと、綻(ほころ)びそむる花の笑(えみ)。うつろふ菊に白露(しらつゆ)を、受けて色増す紅葉(もみじ)の、散らで残れる一葉(ひとは)なり」

「根本中堂(こんぽんちゅうどう)の、瑠璃(るり)の壺(つぼ)」
「根本中堂(こんぽんちゅうどう)の、瑠璃(るり)の壺(つぼ)」
花時(はなどき)の、四明(しめい)の嶽(たけ)と聞えたり。
薬師如来(やくしにょらい)は明らかに
眼(まなこ)に掛かる鬼門(きもん)の雲。
眼(まなこ)に掛かる鬼門(きもん)の雲。
西塔(さいとう)、東塔(とうどう)、横川(よかわ)まで、三千(さんぜん)坊主の法(のり)の声
峯(みね)の嵐も、松風(まつかぜ)も、御法(みのり)を説くかと聞くばかり

「預り主の科(とが)を著(き)せ、縛り搦(から)め勘当せしは」
「右大将が貪慾(どんよく)の願ひを止めん謀計(はかりごと)」
「先帝(せんてい)第一の御子(みこ)、某(それがし)が妹腹(いもうとばら)。」
「村雲の皇子(むらくものみこ)こそ、天下を保たせ給ふべきを。」
「行跡(ぎょうせき)悪しいとさげすみし、当今(とうぎん)第二の御子、春宮(とうぐう)に立つる由(よし)。」

「瀬田(せた)の唐橋(からはし)。色、唐崎(からさき)の松。
比良(ひら)の高根(たかね)。鏡山(かがみやま)。三上山(みかみやま)。
伊吹(いぶき)の嶽(たけ)も、白雪(しらゆき)の、消えぬ思ひの、絶えぬ涙。
野路(のじ)の玉川(たまがわ)。萩(はぎ)の葉の、風に乱るる、若君の、御行方(おんゆくえ)こそ悲しけれ」

「梢(こずえ)に取付き伸上り、岸に凭(もた)れて飛上り、転び落ちては這(は)い上り。」
茨(いばら)、伏柴(ふししば)、身を裂きて、腸(はらわた)を断つ猿よりも、勝るは我が恋ひしさぞ。」

「南無や山王大権現(さんのうだいごんげん)。塵に交る神心(かみごころ)、穢(けが)れを許し給はれと」
「菜えし松も枯葉して荒れたる庭の子鳥。」
「夜の雨の。形見に通ふ朝の雲。」
「消えて残る濡衣(ぬれぎぬ)の恨みも二つ三つ」
「穴生(あのう)の里の、なき昔。一重(ひとえ)小袖(こそで)の薄綿(うすわた)に、降る白雪の、埋(うず)み火も、消えて冷めたる、置き炬燵(ごたつ)。
麻は繁(しげ)れど実にならぬ。里をば過ぎて行先も、娑婆(しゃば)と冥途(めいど)の中々に。
二人が仲こそ、浮名(うきな)立つ」

水に望んで魚を釣り、春の山田を掘返す。
鍬(くわ)一挺(いっちょう)に万石(まんごく)の知行(ちぎょう)は、年々身に備はる
「小波(さざなみ)や。志賀の山風吹き荒み。」
「釣する海士(あま)の舟ならで、焦れ焦る胸の火に」

「松の葉拾ひ取り、小家(こや)の片壁(かたかべ)、墨黒(すみくろ)に。
細工の姥(うば)が惜しみつき、我を打つたる其仇(あだ)に。
花は咲くとも桃(もも)なるな、麻(あさ)は繁(しげ)れど実にならぬ。
里をば過ぎて行先も、娑婆(しゃば)と冥途(めいど)の中々に」

「外聞にも冥加にも」
「かなひかりの力持、小人嶋の」
「面白や。鐘(かね)に夢覚(さ)めて。ナホスさらばのちょろけんや」
志賀(しが)の山風吹き荒(すさ)み。釣(つり)する海士(あま)の舟ならで、焦れ焦る胸の火に。
塩こそ焼かぬ陽照姫(ほてるひめ)。
常世(とこよ)一人を力草(ちからぐさ)。
小松(こまつ)、若松(わかまつ)、踏み分けて。
恋する人に大比叡(おおひえ)や。
恋する人に大比叡(おおひえ)や。
「不遠慮(ふえんりょ)千万(せんばん)、退きやれ」
「不遠慮(ふえんりょ)千万(せんばん)、退きやれ」
「面白や。鐘(かね)に夢覚(さ)めて。ナホスさらばのちょろけんや」

アーティスト情報