

さぁて……
のんびりしてる
暇ぁ ねぇ
一つ
二つ
三つ……
来やがった
それじゃあ
お先に
失礼しやす
電光石火
一歩 踏み出しゃ
もう 遅ぇ
電光石火
風より 先に
駆け抜ける
右か 左か
迷ってる 間に
勝負ぁ とうに
ついてやす
Flash
一閃
瞬き 一つも
してくださんな
電光石火
見えた 時にゃ
もう いねぇ
宵の 日本橋
鐘が 鳴り
提灯 揺らして
風が 行く
後ろで 聞こえる
「待ちやがれ!」
待てと 言われて
待つ 馬鹿ぁ いねぇ
下駄を 鳴らして
角 一つ
魚河岸 抜けて
路地へ 入る
右へ 行くふり
左へ 抜けりゃ
追手の 旦那も
お疲れさん
屋根から 屋根へと
飛びゃしねぇ
そんな 芸当
できやせん
けれど 地の利なら
こっちの もんさ
江戸の 路地なら
庭みてぇな もん
Tick-tack
Tick-tack
急ぎなさんな
追えば 追うほど
遠くなる
一歩
二歩
その差じゃ ねぇ
思った 時にゃ
動いてる
電光石火
一歩 踏み出しゃ
もう 遅ぇ
電光石火
風より 先に
駆け抜ける
右か 左か
迷ってる 間に
勝負ぁ とうに
ついてやす
Flash
一閃
瞬き 一つも
してくださんな
電光石火
見えた 時にゃ
もう いねぇ
大川沿いまで
駆けてくりゃ
月が 水面で
笑ってる
橋の 向こうに
人影 三つ
こいつぁ 少々
面倒だ
前に 三人
後ろに 五人
逃げ道 一つも
ありゃしねぇ
「ようやく 観念
したようだな」
……
「誰が?」
羽織を ひらりと
風へ 投げ
目くらましなら
それで いい
欄干 一つ
ひらりと 越えて
舟の 屋根へと
飛び降りる
「捕まえろ!」って
叫んだ 頃にゃ
川下 遠くへ
流れてる
月に 手ぇ振り
欠伸を 一つ
今夜も 江戸ぁ
平和で ござんす
Quick step
No rest
江戸から 江戸へ
駆け抜ける
One chance
One move
迷ってる 暇ぁ
置いてきた
雷 一つ
空を 裂き
光が 先で
音ぁ 後
あっしも 同じで
ござんすよ
気づいた 頃にゃ
もう 遅ぇ
Swing it
Swing it
右から 左
Hit it
Skip it
ひらりと かわす
速さ比べじゃ
ござんせん
決める 速さが
ものを 言う
考え込んでる
その 間に
こっちは 三つも
先へ 行く
電光
石火
一瞬 ありゃあ
十分だ
……
静かに なりやしたね
追手は?
……
さぁ
どこでしょうねぇ
電光石火
一歩 踏み出しゃ
もう 遅ぇ
電光石火
風より 先に
駆け抜ける
昨日も
明日も
いりゃしねぇ
勝負するなら
今しか ねぇ
Flash
一閃
瞬き 一つも
してくださんな
電光石火
見えた 時にゃ
もう いねぇ
電光石火
雷鳴 一つ
聞こえたら
その頃 あっしは
次の 町
……
それじゃ
お先に
失礼しやす
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

Liminal Reverie の“電光石火”を
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- ⚫︎
電光石火
Liminal Reverie
『電光石火』。
雷は、音より先に光る。
迷っている暇なんざ、ござんせん。
右か左か考えているその間に、
勝負ぁとうについてやす。
雨の日本橋。
追手の声を背中に聞きながら、
濡れた橋をひらり、ひらりと駆け抜ける。
捕まったと思った頃には、もういない。
雷鳴が聞こえた頃には、もう次の町。
『電光石火』は、
一瞬の判断と疾走を描いた、
Swing Jazz × Detroit Trap × 和楽器による江戸疾走曲。
跳ねるSwingのグルーヴ、深く響く808、
高速で刻む三味線と鋭いブラス。
速いだけじゃ、ござんせん。
考えるより先に動く。
迷うより先に決める。
見えた時にゃ、もういねぇ。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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