幻想録~My Luminous Vitality~のジャケット写真

歌詞

Home Point

流離イノ

思い出すあの始まりの日

新たに生まれ落ちた命

右も左も分からなかった

ただっ広い世界、放り出された

まず歩き出したのは王国

繰り返したガードへの報告

誘われた日曜、午後三時

今はもうないんだ、この感じ

高原の池で硬い蟹

そのまま砂丘で兎狩り

気付きゃ日は暮れ夜が明ける

終わったら皆で歩いて帰る

タマネギ求めてヤツを探す

絹糸の為、芋に武器振りかざす

僅かな資金で買う釣り道具

金策して得る武器、防具

歩いた道に残る足跡

常に描いていた明日を

Apathy, Arrogance, Cowardice, Envy, Rage

日々を戦い抜いた戦士へ

どんなに時が経ち、

大人になっても思い出忘れることなし

過ごす日々には多くのヒント

あったと気付くHome Point

全てに抱いていた興味

憧れた高レベル装備

『楽な相手』が屍越える

理不尽さにただ独り吠える

圧倒的に強い『丁度』

返り討ちに遭う休日の正午

辿り着く初めての大都会

免許の為、餌やり再トライ

そこから休みながらも成長

英雄として得た栄光

気付けばベテラン冒険者

色々なことに挑戦だ

繰り返し歩いたあの道のり

見慣れた景色だ、しない尻込み

想定しておくあらゆる可能性

作戦練って倒してく強敵

歩いた道に残る足跡

常に描いていた明日を

Apathy, Arrogance, Cowardice, Envy, Rage

日々を戦い抜いた戦士へ

どんなに時が経ち、

大人になっても思い出忘れることなし

過ごす日々には多くのヒント

あったと気付くHome Point

小さな仕事 大きな任務

碧い石 幼い想いとシンク

裏に渦巻く多くの野望は

きっと下手な小細工など無駄

ココまで生きてきた世界を愛し

望む未来賭け自分と対峙

決まり切ったロールなどない

だが仲間がいる、恐怖などない

沢山の記憶、沢山の記録

目に映る世界はとても広く

刻んできた歴史はかけがえない

どんなものにも代えられない

あの頃の心には戻れない

今も続いているこの世界

共に歩んで共に旅立とう

あの仲間達へ送る「ありがとう」

歩いた道に残る足跡

常に描いていた明日を

Apathy, Arrogance, Cowardice, Envy, Rage

日々を戦い抜いた戦士へ

どんなに時が経ち、

大人になっても思い出忘れることなし

過ごす日々には多くのヒント

あったと気付くHome Point

無知、驕慢、怯懦、嫉妬、憎悪

神なる竜が飲み込む今日を

其処へ差し込む一筋の光

その胸には一つの誓い

女神に愛され、選ばれた者

深淵の闇を振り払う者

数多の世界を光へ導き

英雄達は眠りについた・・・

  • 作詞者

    流離イノ

  • 作曲者

    流離イノ

  • プロデューサー

    流離イノ

  • ラップ

    流離イノ

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このアルバム『幻想録 ~My Luminous Vitality~』は、
これまでの人生で出会ってきたアニメ・ゲーム・音楽たちから受けた影響を、
俺なりに再構築し、描いた“幻想”たちの物語。

今の俺自身を構成しているのは、
そのすべて──出会ってきた全ての“幻想”の記録だ。

過去の記憶、狂気、戦い、喪失、そして再生。
それぞれの楽曲は実在する作品をテーマにしながらも、
俺自身の言葉と感情を重ねて、“俺なりの解釈と物語”として昇華している。

『惨狂-Refrain-』は、小さな村で連続する事件を繰り返す、あの物語。
『Catch-A-Beat』は、イカれた世界で独特な銃を集めてヒャッハーする、混沌と暴力の物語。
『Home Point』は、かつて“レベル上げ”こそがすべてだった、あのファンタジー世界。
『Fading Echoes』は、親の影響でハマったアーティストが生んだ作品たちへのリスペクト。
『忘却サレシ記憶』は、アンドロイドと機械生命体が交錯する、あの静かな終末世界。
『Key of Verse』は、“心”を描き、“繋がり”を何よりも大切にする、あの物語から。

すべての始まりは“幻想”。
でも俺は、そこに「確かな光の鼓動(Vitality)」を見出した。

このアルバムは、その旅の記録。
俺の中の幻想が、誰かの中でも、光に変わることを願って。

アーティスト情報

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