

鳴らない日は
いないみたい
僕の声は
風任せ
揺れて
止まって
また黙って
また黙って
窓辺に吊るした
小さな音
夕方の部屋で
風を待ってた
カーテンの端が
少し膨らむたび
呼ばれた気がして
胸だけ動いた
誰かが通れば
少し揺れるのに
僕の名前だけ
部屋に残ったまま
声を出した時だけ
気付かれるなら
黙ってる僕は
どこにいるんだろう
鳴らない日は
いないみたい
僕の声は
風任せ
揺れて
止まって
また黙って
また黙って
気付いてほしいまま
音になれなかった
短冊が壁に
細い影を落とす
願い事みたいに
下を向いていた
胸の奥のノイズは
ずっと鳴ってるのに
外に出る頃には
ただの静けさになる
平気な顔なら
少し上手くなった
でも風が止むたび
本音だけ残った
鳴らない日は
忘れられる
僕の声は
誰か任せ
揺れて
止まって
また笑って
また笑って
平気なふりだけ
上手くなっていった
音にならない時間にも
ちゃんと命はあった
風が来ない日を
空白と呼ばないで
鳴れなかっただけで
消えたわけじゃない
静かなまま
ここにいた
鳴らない日も
僕はいた
声にならない
風の中に
揺れて
止まって
まだ残って
まだ残って
気付かれないまま
夏を越えていた
音になる前の
僕でいた
- Lyricist
SNOIZ
- Composer
SNOIZ
- Producer
SNOIZ
- Vocals
SNOIZ

Listen to Left to the Wind by SNOIZ
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Left to the Wind
SNOIZ
鳴れない日があるだけで、そこにいなかったことにされるのは、少し悲しすぎる。
SNOIZ「風まかせ」は、風鈴のように風が吹いた時だけ音になる存在に重ねて、声にできないまま過ごした日々を描いたエモーショナルソング。
気づいてほしいのに音になれない心、平気なふりだけ上手くなっていく自分、それでも静かなまま確かにそこにいた時間。鳴らない日にも消えたわけじゃない、そんな小さな存在証明を夏の風に託した一曲。



