Epigraph Front Cover

Lyric

Route17

ABURAURI

何だってすると決めた

国道の上 軽自動車の中で

手を振って彼女は消えた

駅の前 人ごみの中へ

何だってすると決めた

飾り気のない

まるで黒い海の上

気を付けてだなんて見送った

助手席の上 忘れ物もしないで

時速60㎞の 風の音に紛れて

不甲斐ない思いは溢れ出しては

車の中をぐるぐる暴れる

この頃見る夢 現れるのは

まるでふたりの面影

それは力強く笑って

体を揺らして彼女のように

喜ぶのなら ああ喜ぶのなら

何だってすると決めた

布団の上俺のそんな

間抜けな寝言聞いて

声を殺して彼女がいつまでも

笑ってくれるのなら

何だってすると決めた

何よりも彼女を

笑わせるための26時間で

いったい誰が彼女を泣かせた

空っぽになったって

力いっぱい彼女のことだけは

抱きしめていたいと思える

バカで間抜けで頼りないなんて

開き直っている暇はない

何だってすると決めた

赤い光の前にその風は止んで

不甲斐ない思いは溢れ出しては

頬の汗の中へ溶けて紛れた

何だってすると決めた

  • Lyricist

    ABURAURI

  • Composer

    ABURAURI

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